「燕娘」 | kiyokiyo world Ⅱ

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昔の功夫映画ばかりです。

1969年の香港映画。

 

秦萍さんは鏢局の娘です。父が仕事で不在のため、代わりに知事に会いに行ったところ、猛虎荘の悪党たちに襲われていました。追い払いますが、知事は致命傷を負っていて、国家機密が隠されている翡翠の観音様を首都に届けてほしいと伝え、亡くなります。

 

秦萍さんには義母がいますが、とても年下で秦萍さんとそんなに変わらないようです。意地悪で、猛虎荘と通じています。

 

秦萍さんはそれを持ち帰り、父に知らせます。父は部下と一緒にそれを運びます。猛虎荘は父が出発した後の鏢局に忍び込みます。錢月笙さんがいました。ちょっとした戦いが起き、義理の母は猛虎荘の人と逃げ、秦萍さんも家から去ります。

 

道中、父は猛虎荘のボス 王俠さんに狙われます。たくさんの手下に攻撃され、毒ガスを吸い、思うように戦えません。けがを負い、翡翠の観音様は盗まれてしまいます。そこを宗華さんが助けてくれます。

 

秦萍さんは父が心配で追いかけてきました。部下たちが殺され、翡翠の観音様を入れていた箱が捨てられているのを見て、よくないことが起きたと知ります。
 

猛虎荘の悪党たちは宴会を開き、大喜びルンルン翡翠の観音様をある偉い人に渡すと大金がもらえるからです。

 

王清河さんは父親の義兄弟の契りを交わした客棧の経営者を演じていました。秦萍さんはそこに身を寄せます。

 

楊志卿さんが動けるイケジジイを演じており、秦萍さんを助けてくれます。田俊さんと岑潛波さん、発見!悪党たちを追い詰めようとしたところ、宗華さんが割って入ってきます。だけど、秦萍さんは仲間?同門?だと知り、撤退します。宗華さんのせいで敵を逃がしたじゃないか~!宗華さんは秦萍さんとニコイチな刀を持っていることに気づきます。

 

楊志卿さんは悪党を追いかけていくと立派な砦にたどり着きます。警護の人たちをやっつけてどんどん中へ入っていきます。また田俊さんを発見。なんと楊志卿さんと王俠さんは知り合いでした。先輩って感じかな。

 

翡翠の観音様に関心をもった楊志卿さんは王俠さんと共に行動することにし、秦萍さんを騙して猛虎荘に連れてきます。彼女は秘密を話すように脅迫されますが、口を割らず。楊志卿さんに肩を痛めつけられ、牢に閉じ込められます。

 

王清河さんは宗華さんの力になってくれる4人兄弟を呼んでくれます。宗華さんは猛虎荘に忍び込み、秦萍さんを助け出します。父も合流します。

 

楊志卿さんは軍事機密の文書がどのように隠されているのか気づきます。台座をずらすと中に細く巻かれた紙が入っていました。王俠さんに内緒でそれを持ち出します。

 

秦萍さん、父、宗華さん、他2人の計5人で猛虎荘に乗り込みます。入口付近でサモさん1回目、中でサモさん2回目と元奎さんがいました。王俠さんと翡翠の観音様を取り合いになり、みんなは楊志卿さんが抜け駆けしたことを知ります。王俠さんに道を案内してもらい、5人は楊志卿さんを追いかけます。

 

楊志卿さんがまさかのラスボスだったので、ちょっと驚きました。あまり悪そうに見えないけれど、いろいろありそうな感じがリアルかもしれません。途中で情報を知りたがっている偉い人が送ってくれた手下たちに助けられながら、逃げ続けます。3回目のサモさんがいました。

 

王俠さんと楊志卿さんの対決が始まりますが、古狸の楊志卿さんの方が上手。殺されてしまいます。彼の肩に槍を刺して傷を負わせるのが精一杯でした・・・。

 

遂に楊志卿さんは1人になり、1対5で戦います。地味~に強い楊志卿さん。ようやく倒して、秦萍さんたちは機密情報を取り戻すことができました。終わり。

 

未来のスターたちを探すのが少し難しかったですが、よくよく見るとサモさんは結構映っていました。

 

SB映画は情報や刺激が多いので、私にとってはハンバーグや焼き肉、お寿司のような存在です。しょっちゅう観ると人生を深く考えてしまうことになるので控えめにしています。

 

秦萍さんがとってもかわいかったです。シンプルな衣装が彼女の美しさを引き立てていました。可憐でひたむきな剣士ブルーハーツ大発見でした~。