1974年の台湾映画。
画質があまりよくないので、これまたちゃんと江生さんを認識できるか心配でしたが、無事に確認することができました
主人公の袁時和さんはめちゃくちゃ強いです。ただし、猛烈なマザコン。実力者 曹健さんは彼を雇うために母親を軟禁状態にします。表向きはとっても丁寧にもてなしています。曹健さんの息子は李藝民さん。袁時和さんは高額の報酬と母親を返してもらうことを条件に仕事を引き受けます。
江生さんは酒樓の護衛みたいな役でした。主人公に無謀にも襲いかかってボコスコされてました。やられてへろ~ってなっている顔がかわいかったです
江生さんたちのボス 孫越さんは袁時和さんのことがよくわからないので、袁時和さんを調査するように命じます。
彼は命知らずな暴れん坊のため、兄2人はとばっちりを受け、死んでいます。幼馴染の女性の父親になぜ戻って来たか問い詰められます。幼馴染の父親は彼の父親と仲がよかったので袁時和さんのことをいつも心配しています。そして、幼馴染は彼のことが好きです。付き合ってはいないけれど、相思相愛な感じです。
曹健さんと孫越さんの権力争いに袁時和さんと母親が振り回されています。孫越さんは袁時和さんが厄介なので、曹健さんのところにいる母親を奪いに行きますが、激しい戦いに巻き込まれた母親は亡くなってしまいます。
そして、彼の友達も孫越さんのところに無理やり連れて行かれます。
いろいろな手伝いをしてくれる飴売りの少年から母親が亡くなったとの衝撃的な情報を聞きます。
すぐに仇を討ちに行こうとする袁時和さんをビンタして正気にさせるGF。袁時和さんは母親とGFには弱い。
彼は復讐を計画します。まず、曹健さんと孫越さんに偽の手紙を送り、会わせます。けんかしそうな雰囲気にすることができました。しかし、これはすぐに警察(GFの父ちゃん)にバレて何もできずに終わります。
そこで彼は曹健さんと孫越さんの両方の手下を3人くらい殺して、2人がけんかするようにもっていきます。GFの父ちゃんがまた2人を抑えます。
GFは激しく動揺していた袁時和さんを見ていたので、彼が何かを企んでいるやっているとわかっているようです。止めてほしいと思い、悩むGF。それを見て、心配するGF父。
袁時和さんは孫越さんから友達を救出します。友達は孫越さんの秘密の計画を教えてくれます。袁時和さんはその情報を曹健さんに流します。
孫越さんの計画を邪魔するために李藝民さんも手下たちも出かけます。曹健さんの周囲が手薄になった機会を狙って、袁時和さんは曹健さんの元へ行きます。巨大な坊主頭の用心棒と戦い、用心棒も曹健さんも殺します。
李藝民さんは孫越さんの手下との戦いでようやくアクションを見せてくれました。
後半はさほど重要とは思えない場面でのアクションシーンが長く、それが飽きました。それでいて、李藝民さんと龍飛さんのシーンが短いというのは・・・。そこは長くしてほしかったな。
袁時和さんは大急ぎで孫越さんのところへ移動し、今度は孫越さんを狙います。まず、手下の龍飛さんを倒さなくてはなりません。お互い、しぶとい。しつこい。本当に強い人たちってこういうしぶとさがあるんだろうな~と思いながら、ラストバトルを見ました。死力を振り絞って、龍飛さんを倒しました。
孫越さんは彼に恐れをなし、屋根から飛び降りて亡くなりました。
少年、GF、友達に見送られながら、GF父と去る袁時和さん。彼は自首したととらえていいのかな。そんなお話でした。
袁時和さんのよさを理解し、娘の恋心に配慮し、あまり踏み込んだことをしなかったGFの父親が印象に残りました。