1985年の台湾映画。
江生さん目当てで観始めましたが、すぐに楊雄さんと余太平さんが出てきてびっくりしました。楊雄さんの衣装が激しい・・・。頭にろうそく。神と眉毛が赤い。
余太平さん、やられてしまい、すぐに退場・・・。
邦題が「バカ拳」。この題名をつけた人。正解だと思う
高飛さんもすごい。見事なまでのバカバカしさものすごいテンポで話が進んでいくので、それがまたおかしさを誘います。
江生さんは強いけどかわいらしい主人公の祖母を演じていました。英語の吹き替えでは女性が吹き替えをしていたので、よく知らない人が観たら、絶対女性だと思うと思います。すご~い。
梁家仁さんは江生さんのことがずっと好きなへんてこおじいちゃん発明家。そして、主人公の祖父が大嫌い。江生さんと結婚したから。
強い嫁と強い祖母がいるせいでみんなにバカにされる孫國明さん。自立するために梁家仁さんのところへ修行へ行きます。最初、梁家仁さんは孫國明さんが大好きな人の孫だと知ると大歓迎しますが、大嫌いな人の孫でもあるとわかると激怒。追い出します。
大好きな人の孫ということで結局受け入れます。
高飛さんは七星鎧を手に入れるため、持ち主の江生さんを殺してしまいます。しかし、既に孫國明さんに七星鎧を渡していました。
梁家仁さんも面白い・・・。江生さん絡みのことになると途端にもじもじ&デレデレし出すんだもん。笑
偽江生さんでしたが、彼女に会うときの梁家仁さん、すごくかわいかったです。本当の江生さんに会わせたかったな
両親が亡き後、自分を育ててくれた江生さんの仇を討つために孫國明さんは変人じーさんの梁家仁さんの協力を得て、修行します。
予想以上に江生さんの好演が光っていました。笑わせるだけでなく、孫國明さんの将来を思って、涙ぐむところなどがすばらしかったです。もちろん、アクションもかっこよかったです。江生さんのアクションはしなやかなので、こういう役でも活きるのだなとしみじみと見入ってしまいました。
そして、梁家仁さんの発明道具や敵の武器、修行方法などがいろいろ凝っていて面白かったです
お嫁さんを演じていた方もアクションが上手だし、いっぱい笑わせてくれました。途中から出てこなくなってしまったのが残念でした。
この映画で気になったのことは2つ。高飛さんがほしがっていたあの剣はどうなったのか。お嫁さんとはどうなったのか。
お話はちょっと粗いものの、演技、アクション、小道具、設定に工夫があるので面白かったです。
また好きな映画が増えましたオススメです!!!