1979年の香港映画。五毒が全員いい人(!!)という珍しい映画です。だから、なんか楽しいです。OPテーマもインパクトが強い![]()
五毒の中で全ての役割を分担しないと迫力のある戦いが見られないので、どうしても鹿峰さんが悪役に回ることが多いのですが、敵が王力さんならば見応えもあるはず。
鹿峰さんの面白いシーン、楽しそうに笑うシーン、協力して戦うシーンがレアで、いちいちときめいてしまいました。(トゥンク
)
そして、5人ともすぐ肌を見せないというのもレア設定だなと思いました。服をちゃんと来ているのがレアな設定って・・・。
羅莽さんのお父さんと弟が王力さんに殺されます。父親の地位を狙った行動でした。彼は復讐を誓います。しかし、王力さんは頭もキレるし、武術も相当な腕前だし、お金もあるし、部下もたくさんいます。若者5人では・・・。
羅莽さんはみんなからの励ましに感謝しつつも怒りを抑えきれず、復讐に行きます。白い衣装で。やはり、返り討ちにあってしまいます。
4人は親友の仇を討つことを誓います。ここから先は4人がどんな作戦を練っているか観る側もわかりません。一世一代の大芝居!ドキドキな展開になっていきます
頭のキレる王力さんを騙すためにぎりぎりのところまではったりをかましていくのです。そんなことしてバレないだろうかとこちらが心配になります。
ラストバトルがよく練られています。倉庫が戦いの舞台なので、倉庫にある物を使って、戦います。武器にならなそうなものも彼らが手にするとあっという間にすごい武器に変身します。
この映画では郭追さん、江生さん、鹿峰さんの複雑なアクロバットがたくさん観られます。圧巻!!すごいです
郭追さんが指示をして、それに合わせてどんどんフォーメーションを変えて攻撃します。これは鹿峰さんが味方だからこそできる戦い方だなと思いました。
余太平さんの鞭もなかなかいい味を出していました。余太平さんは何でも見事にこなします。本当にすばらしい方だなと思います。
孫建さん、ずっと1人ではったりかまし続けるのツラかっただろうな~。孫建さんの存在、大きかったです。
そして、そして、ラストで涙出ました
明るいけど悲しい終わり方。張徹監督、天才。
