1982年の台湾映画です。監督は・・・!郭追さん、鹿峰さん、江生さんです。郭追さんが中心みたいです。なので、五毒映画の1つとしてカウントされているようです。
郭追さんと鹿峰さんは武術指導を巡って度々けんかをし、張徹監督がそれぞれを作品に出演させなかったこともあるくらいだったようです。譲らなかった面もあるけど、お互いに尊敬はしていたのかな?江生さんがいい緩衝材だったのかな?
五毒 meets 忍者です。倉田保昭さんが敵です。なんと豪華なキャスト
時代は明。海岸の辺りを倭寇が襲っていました。とにかく、忍者が厄介。そして、少しずつ勢力を増してきています。将軍は息子に戦いに詳しくて、いい弟子をもっているという老人を訪ねさせることにします。老人によると3人の弟子はそれぞれ1人ずつで修行をし、会ったことはないとのこと。しかし、緊急時には将軍のもとで戦うように伝えているという。(五毒みのある設定。)
郭追さんは走る・登る・ジャンプが得意。鹿峰さんは武器作りと戦いが得意。江生さんは武器なしの戦いが得意。そして、安定のかわいさ江生さんの前髪はかわいいのブースター
途中、襲ってくる忍者の中に鹿峰さんと江生さんを発見!!郭追さんと激しい戦いをしていました。主役なのに忍者役もしてたとは・・・。確かに3人でアクションしたら、迫力のあるシーンが撮れますよね。びっくりしました。
息子が3人を探している間に忍者は将軍のいる場所へ忍び込んで行きます。
3人も負けじと身分を隠して、潜入します。郭追さんは召使いに。鹿峰さんは外回りに。江生さんは料理人に。
江生さん、将軍に毒入りの料理を出そうとしている忍者料理人を止めようとして、バトルスタート!とにかく、攻撃をかわします。相手が疲れてきたところで攻撃をして倒します。なんか江生さんの強さの秘訣がわかってきました。体力としなやかさですね。かっこかわいかったです。卵、くすねるけど。つまみ食い、執拗だけど。
鹿峰さんは金属製のものを持たせたら無敵。火の用心を呼びかけるときに使う金属のものだけでがんがん戦ってました。正義の味方としてがんばる姿を初めて見ることができました。嬉しいです
なかなか作戦がうまくいかないので、しびれを切らした倉田保昭先生が登場します。待ってました~!息子を連れ去ってしまいます。3人も守りから攻めへチェンジします。
さてさて、ラストバトル用の衣装なのですが、またしても江生さん、かわいい・・・肩がちょっと見えているところがとってもよい。中性的で、モデルさんに見えるときも。3人の衣装はもうCAT'S EYEレベル。自分たちがどんなデザインを着たら映えるかわかっているのですね
最後、鹿峰さんによる江生さんのお姫様抱っこ。嬉しいけど、こうなるときは悲しい展開・・・。
ちょっと不安だったけど、五毒みがしっかりあって面白かったです。忍者という新しいテイストに挑戦したいい映画でした。
具体的にはわかりませんが、撮影時はいろいろ苦労があったそうです。(郭追さんも倉田保昭さんもそうおっしゃっていたそう。)どんな苦労があったのか・・・。お蔭様で楽しめました