1976年の韓国映画。
弟分である主人公がロサンゼルスにいる先輩に会いに行きます。すると、先輩のお葬式が行われていたのです。前日に自殺したという・・・。
納得できない主人公は先輩が何らかのトラブルに巻き込まれていたと考えます。先輩に絡んでいたという5人の男は一体何を知っているのか。主人公についてくる謎の男2人は一体誰なのか。先輩と仲がよかった女性の助けを借りて、調査を開始します。
黄正利さんが出演しているという情報があったので観ましたが、出演していませんでした。残念
ラストは意外な展開で、なかなかよかったです。
襲われてケガをした女性に主人公が針治療しているのが渋いと思いました。(でも、自分の知らないうちに針治療されてたらびっくりするような気がする)
ショー・コスギさんが出演していました。すばらしいアクションを披露していました。名前だけしか知らなかったので、動く姿を観ることができて嬉しかったです。
この映画の謎なところは冒頭です。雷が鳴り、チープな李小龍さんのお墓から李小龍さんとおぼしき人物が飛び出してきます。これはどういうことなのかと意識しながら観ていましたが、何も関係がありませんでした・・・。え
邦題は「秘録ブルース・リー物語」だし、英語でのタイトルも「BRUCE LEE FIGHTS BACK FROM THE GRAVE」だったのに・・・。李小龍さんっぽい雰囲気を出せば、関心をもってくれると思ったのでしょうか。主人公が李小龍さんっぽいと言えば、そう見えなくもないけど。ポスターも李小龍さんを意識したものとそうでないものがありました。
観た後、あらすじとは関係ない部分で疑問が噴出する映画だと思います。