「雷拳」と近い時期に製作されたようです。1983年の韓国映画です。
既視感のあるキャストばかり。巨龍さんと黄正利さんが出ている他に偉いお坊さん役の方も同じでした。(とっても身軽な方でバク転をいっぱいしていました。)
今回は赤いお衣装がメインでした。黒地に虎の模様のマントも大変お似合いでした
あらすじは「雷拳」とほぼ同じです。黄正利さんは自分の経営している武術学校をもっと広げようとして悪いことをしています。反抗する人をすぐに殺してしまいます。
一方、巨龍さんは殺された高僧の弟子でした。復讐を果たすべく、いろんなことをやって、あちこち探し回っています。表向きは定職のない適当な人に見えます。
彼は黄正利さんにようやく会い、戦うのですが、彼はあっさりボコボコにされてしまいます。
そして、股をくぐるのと同レベルの屈辱を巨龍さんは味わいます。靴を舐めさせられました・・・。
黄正利さんにたどり着くまでに珍しくどんでん返しな展開があり、ちょっと驚いてしまいました。矛盾を感じる部分もあるが・・・。へ~。
今回もヒロインには紳士的な巨龍さん
安定のアクションシーンで大満足でしたが、気になる点が2つ。
話の後半のシーンがどう見ても数年後の黄正利さんなのです。どうして話の途中でこういう場面が挿入されたのかが疑問です。
あと、韓国版なるものも存在するようで、それは10分ほど長いそうです。あぁ、可能ならばそれも観てみたいです。