訃報を知りました。
ずっとブログを拝見し、応援して
いました。
もうずいぶん前になりますが
20年程前に、私が京都で時代劇の
お仕事をしている時に、一度だけ
ご一緒させて頂き、優しく声を
かけて頂きました。
その時期の仕事は、精神的にも
大変で、京都入りするたびに
緊張感で一睡も出来ない日々でした。
着るものもない、汚れ役ばかりの
若い頃、遠山の金さんのワンシーン
自分のシーンが終わると、壁際に
大道具の様に立たされ、なお美さんの
撮影に入りましたが、リハ終わりに
撮影を一旦止めて、声をかけて
くださいました。
『あの子達に、何か着るものを
かけてあげて。』
スタッフ方々も自分自身も
それが当たり前で過ごす場面で
あたたかく血の通った言葉をかけて
くださり有難うございました。
あの時の気持ちは言葉では
うまく言えません。でも
沢山のなお美さんへの
有難うございましたがあります。
時々テレビで、なお美さんへの
心ないバッシングを見た時も
『なお美さん頑張れ、頑張れ
応援してます』と思っていました。
御結婚された時は
『なお美さん、おめでとうございます
沢山幸せになってください』と
何年たっても、あの時代に優しく
してくださった事、ずっと鮮明に
覚えていて、応援していました。
亡くなる前日まで、ブログを更新し
周りの方々へのご配慮されていて
強くて優しく美しい女性でした。
これからもずっと、感謝と
尊敬をしていくと思います。
本当に有難うございました。
そしてお疲れ様でした。
御冥福を心より御祈り致します。