かわいいお店発見

今日のお昼間はとってもいい天気。もうすっかり春ねっって感じの暖かさ。

ひざしがまぶしいぐらいだった。ちょっと気の早い夏物のワンピースを

買って、ご機嫌でお散歩。

この間見つけた子供グッズのお店に足を伸ばす。

COWS GO MOOという、かわいいお店。はじめて見つけた日は日曜日で

お休みだったから、ウィンドウに張り付いて、中身をチェックしてしまった。

あの日に目をつけたお人形今日もちゃんとおいてある。やったぁ。チャンス。

早速青と赤、色違いで購入。日本の友達の双子ちゃんに送るつもり。

店のお姉さんにそう言ったら、お姉さんとたんに張り切る張り切る。

こっちのお店の人にしては珍しく頑張ってラッピングしてくれた。

男の子用には、青の薄紙と牛さん模様の紙で、あえてちょっとずらしてみる。

おお、なんとおしゃれ。

そして、女の子にはピンクで・・・あれあれ？お姉さん自分でも途中から

あれあれ？？？・・・

同じようにするはずだったのに不思議ね。全部ピンクで牛さん見えないよ。

そう、こちらの人はけっこうみなぶきっちょさんなのだった。

　「ここの紙、あとから切ったらいいわよ」

そうね。でもいいの。一所懸命やってくれたんだから、このままで。

そういうのも、なんだか微笑ましくて、友達もきっと喜んでくれるから。

お祝いの宴

今日はとってもいい日になった。

まずは私。Hoyts 8でハリーポッターを見た。映画は何回か見てるけど、そのときはいつも夫と二人。一人で行くのは初めてでドキドキ。この映画館も初めてでドキドキ。

入り口がわからないわ、どこで、チケットを買うからもわからずドキドキドキドキ・・・。

だーれもチケットを確認する人がいないけど、まあいいかと10分前に入場。中には私だけ。座席も一人分がものすごーく広い。なんて快適。そして、そのまま映画が始める。そう、最初っから最後まで私だけ。貸切状態でハリーポッター見れるなんて

音声もバッチリで、迫力あるある。でも、このまま誰かにさらわれても誰も気づいてくれないわと、変な意味で緊張しつつ、映画をみるものだから、ちっちゃな物音にもビクビク。色んな意味で楽しめた。

　そして、うちのだんなさん。仕事で大きな転機。とってもいいこと。おめでとう。

というわけで、今日は祝杯。大奮発して、SARA SARAでディナーとなった。ここはクライストチャーチの高級和食店。ALL BLACKSの選手も訪れるというところ。思いっきり　和　の気分だったので、今日は会席料理を注文。おいしく楽しく酔っ払って夜の散歩を楽しみながら帰ったのでした。

クライストチャーチの灯篭流し

8月9日の夕方、近所のVictoria Squareで灯篭流しが行われた。

長崎の原爆記念日である今日、日本に原爆が落とされた悲劇を忘れず、平和を願って、毎年やってくれているらしい。

地元Kiwiの子供達も色とりどりの手作りの灯篭を手に集まってきた。灯篭はピンクや黄色やとてもカラフルで一見楽しげに見えるけど、よく見るとPeaceと書いてある。集まった子供達とその親御さんは、何かを待っている様子。

別の場所で日本人会の方々が式典をやっていて、それが終わってからこの公園へ移動してくるらしい。その日本人の方々が来るまでは、流さずに、静かに待っている。声高に平和と叫ぶわけではないけれど、この行事を大切にしてくれている感じが伝わってくる。

公園に人が集まり始めて30分以上がたったころ、日本人の集団が現れた。それを合図にあちこちで灯篭に灯がともり、公園を流れるAvon Riverへ次々に灯篭が流される。一角で日本人会の有志によるヒロシマとナガサキにまつわる歌を歌われた。

日本から遠く離れたこの土地で、日本人ときっと縁もゆかりもない地元の方々が、毎年こんな行事を静かに続けていてくれること、ここに住まなければきっと一生知らなかった。日本人の友人と顔を見合わせて泣いてしまった。そんな私達に、地元の人たちはいたわるような微笑をくれる。

素直にありがたく感じた。

声高に平和を叫ぶより、心から世界のみんなが幸せならばいいと思えた日だった。