こんばんは！
『春季限定 ポコ・ア・ポコ！』（ALcotハニカム）
最後の1人です。
BGMは、
序盤から後半まで使われる『未来へ――』。
やっぱりピアノ曲は好きです☆
○キャラクター
『悠木 夏海』 （CV：北見 六花）
天才ピアニスト『悠木 春花』の双子の妹。
1年前、春花を失ってから、
音楽に対する情熱を失ってしまった主人公の彼方。
音楽の才能があるにもかかわらず、
そんな状態である彼方を見ていられず、あれこれ口を出す。
北見さん（五行さん）のツンデレキャラは磐石ですね☆
日常のシーンがとても楽しい☆
誰もいないと思ってはしゃいでる夏海かわいい！
○シナリオ
テーマは、『過去を乗り越えて』。
主人公達は、卒業式での演奏に対し、
『これなら合格できる』 という基準にはすぐに到達する。
しかし、
彼方のセロの音は1年前のものであり、
夏海のピアノは、春花のピアノの模倣だった。
彼方は『新しい音』を、
夏海は『夏海の音』を出して演奏しようと2人で相談する。
そしてグループ内で対立。
王道展開ではあるんだけど、
かなりアツいです・・・！
主人公の精神的な成長の描写と、
その状況下の演奏技術の低下の対比。
対立してでも、良い音を目指し続ける仲間。
心情描写がとても素晴らしいです。(ノ_・,)
この『演奏法』 についての問題が、
物語の終盤までずっとついてまわるのが特徴的でした。
悩んでしまった彼方が見つけた、
1年前の春花からのメッセージ。
いいか、彼方。惰性で弾くなよ！
毎日、同じ部室で、同じメンバーと、同じ練習したって
本当は全部 違うんだよ！
同じ演奏は二度できないように、同じ瞬間は二度来ない！
瞬間、瞬間をかみしめろ！
過去にとらわれず
未来をおそれず
今を、必死で生きて、感じて、それをあんたの音にのせてみろよ！
あんたはそれができる奏者なんだよ！
もっと弾けよ！弾かなかったら泣くぞ！
明日、いい音待ってる！
このメッセージでいろいろと吹っ切れることが出来る彼方。
春花が格好良すぎます。・゜・(ノД`)・゜・
――届いてるか？春花？
――今の、俺達の音。
○全体
『ALcot作品』 の中で、一番好きな作品になりました☆
ミドルプライス作品なので、シナリオは短めで、攻略ヒロインも3人ですけどね。
コメディな部分と、シリアス部分がしっかりと詰まっていて、
序盤でそのセカイに入ることが出来て、
中盤でシナリオの深みを持たせられて、
終盤での展開、エピローグにメッセージや余韻をしっかりと感じさせてくれます。
最終ルートのエピローグは神がかっていますね・・・。・゜・(ノД`)・゜・
ALcotらしい、タイトル画面の演出も健在。
個人的にこの作品が5,800円というのは凄まじいと思いました・・・！
『明日、いい音待ってる！』
は個人的にかなり来ますね。
やっぱり、何事も惰性は良くないですよね！
ハニカムの『宮蔵プロデュース』はどれもクオリティが高いという話なので、
過去作に遡ってプレイしたいです。
『リアル妹がいる大泉くんのばあい』
『キッキングホース★ラプソディ』
『春季限定ポコ・ア・ポコ！』
がそれぞれ定価5,800円。
（最初の2本は廉価版4,800円も発売中）
新作：『あえて無視するキミとの未来』
が定価8,800円。
『あえて無視するキミとの未来』
○○ルート削除すればミドルプライスだったのに・・・。
ってけんかするのは止めてー！(>_<)
というわけで、次回からは『あえて無視するキミとの未来』です！(^ヮ^ )/
P.S.
多々良先輩の声が理多（Rita）さんで、久しぶりに聞いた気がします。
関西弁のキャラが多いと思っていたら、大阪出身だったんですね・・・！
RococoWorksでは毎回のように出演していました。
ロココ倒産は悲しかった・・・(ノ_・,)
というわけで、
『J-MENT×笛』のコンビが復活です！
低価格らしいけど、
復活はとても楽しみ☆
『J-MENT』さんには、いつか長編のシナリオを書いて欲しいです。
また、ブランドの人員が変わる話はいつでもあるけれど、
そういうのは難しい話ですよね。
2月22日発売の、
『木漏れ日のノスタルジーカ』（STREGA）
は、元・キャラメルBOXの『嵩夜×のり太』コンビです。
『処女はお姉さまに恋してる』ファンの方でまだチェックしていなかった方は注意ですよ！
個人的にキャラメルBOXの購入は、『嵩夜さんシナリオ』のためだったので、
キャラメル作品はもう買わないかもしれませんね・・・。
『ティンクル☆くるせいだーす』 のかんなぎれいさんも、
みなとそふとに移動しますね。
みなとそふと期待すぎます☆
ただ、クル☆くるのゲームシステムも面白かったので、
次の作品には期待したいですね・・・！
それで今後どうするか決めそうです。