今回、ブログタイトルを変更した。
変更するにあたり、結構な勇気がいったのは、タイトルからも読者の方にはご理解いただけるだろう。
あ、そして、ブログの文調も変えることにした。
変えることにした(何か無理に)、というより自分が書きやすい文体にした(自然と選ぶことにした)、といった方が正しいかもしれない。
キャピキャピしたような感じを意図的にしていた訳ではないが、楽しく朗らかに をこれまで意識していたのは間違いなく、それが疲れてきた経緯がある・・・悪しからず。
以前までの朗らかな雰囲気も嘘ではないが、より自然体に近づけたい、そんなくせ強しの講師でも今後お付き合いいただけたら嬉しい。
さて、話は戻すが、タイトルの件。
「あぁ・・・着物ってめんどう でも、手のかかる子ほどかわいいのね・・・」
とした。
なぜ、このようなタイトルにしたかといえば、
「それが本心である」という事に他ならない。
着物業界の方々、着物界隈の先生方の目に留まったら、お叱りを受けそうである。
「着物の良さを伝える立場として、何事だ」
「着物は案外楽ですよ、と教えてあげる役割なのに逆を言ってどうする」
「和を尊ぶ習慣があるのなら、丁寧に生活していたら、そんな言葉は出ない」
「うーん、手のかかる子ほど・・・と言っているからまだ許せるか・・・」
「というか、あなたは誰だ」
まぁざっとこんな感じであろう。
御意。
全く否定はできない。
着物業界には、着物をめんどうなどと微塵にも思っていない人は山ほどいるだろう。
サザエさんのお舟さんのように事も無げに早朝にささっと支度して、1日を始める方もいらっしゃるだろう。
「洋服よりも楽」と病院にさえ着物でいき、診察の際にはパパっと脱ぎ、
診察が終われば秒の速さでまた纏い・・・ という着物界隈モンスター級強者を、
生徒さんが通院の際に目撃している、という話も聞いている。
しかしながら、私は違う。
洋服よりも多量なアイテムを目の前にすれば、少し「大変だな」というような感情がふっとよぎるのは
何年たってもあるし、
片付けも洋服のように急いでいるときにはババっとクローゼットに山積みにすることは出来ないから、
(そんな事がない、という方はお流しあれ・・・)
お世話になった着物に「お疲れ様」と言いつつも「はぁ、畳まなきゃ」と思うこともあるだ。
ズボラなのである。
読者の方もうっすら気づき始めている頃だと思うが、私はガサツでめんどくさがりなのである。
(しかしながら1点、不思議と着付け師としてお着付けを他の方にする時や、教えている時には、一切このような感情が湧いてこない事はここで強く示しておきたい)
では、なぜにそのような人物が、着物を続けているかといえば、
祖母が呉服屋だったという縁もあったり、色々な要素もあったりだが、
何か着物で救われたような感覚を日々持ち合わせている
のが一つあるからだと思う。
・何か落ち込んだ時。下着、肌襦袢、長襦袢、着物・・・と着ていくうちにシャキッとなっていった
・着物の整理をしている時など、指から目から伝わる伝統美・職人さんの心意気や愛が、なんとも心を豊かにしてくれた
・着物を習いたくて、着たくて出会ってくれた方々は本当に良い方ばかりで、着物への尊敬や清らかな雰囲気が、活力を与えてくれた
他にも様々あるが、着物はめんどうながらもその成り立ちには日本人の心や愚直さ品やかさが詰まっており
文化であり、
要はやはり
私の思うところで言えば「手のかかる子ほどかわいい」 という事なのだと思う。
このような世の中で、苦慮しながら過ごす方も増えたと思う。
[着物なんて、二の次、そんな暇はない]
それも正しい。
[ライフラインに関わる事以外、無力である]
ご自身の仕事をそのように感じた方もいらっしゃる事だろう。
私もその一人だ。
だけれども、ある地点を超えてくると、
生命の維持に関係のないもの・エンタメや芸術に救われているのもまた事実 と感じた。
私事であるが、少し前は、元気になりたいときにはBTSの動画を見まくっていたし、
韓ドラ「キム秘書はいったい、なぜ?」に夢中になりパク・ソジュンやパク・ミニョンにハマった。
人生へのときめきやpowerをもらったのだ。
芸術に触れれば心躍り、名画を観れば何か栄養をもらったかのようになるし、スポーツを観戦すればそのアスリートが重ねてきた鍛錬と努力に感動する。
こんなの無駄
と打ちひしがれた時もあった。
しかし
なんて素敵なんだろう
と心震わせた時もあった。
『一見、無駄に見えるものも人生で必要なもの』という事に、ストンと落ち着く瞬間があった。
美輪明宏さん的に言うと、(少しニュアンスは違うかもしれないが)
「必要無駄」 という事らしい。
その言葉を目にしたとき、腹落ちした。
・・・
というわけである。
長くなったが、タイトルにまつわるそんな話を書いてみた。
必ずしも生きていく上で必要ではないものに片足を(両足を?)突っ込んだ講師のブログ
次回からは、「自分で着物を着る事との出会い」などを書いていこうと思う。
読者に着物からの愛を込めて。
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【今日のレッスンの感想】今日のレッスンも楽しく出来ました2回目です
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【ご質問】わたし、何か買わされますか?道具は特別にそろえるのですか?
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