茶道への架け橋としての期間限定完結型のレッスンと共に、
和敬清寂を軸にした研修・セミナー・講座
そして、紅翠流花嫁修業講座を開いております合同会社紅翠
和の心伝え人 横山和子でございます。
長年心の奥で温め、ようやく形になりました
「紅翠流花嫁修業講座」
只今5名のお嬢様がご受講くださっています。
12月2日 第四回目
前回お休みの方の補いを致しましたので、
本日は午前8時からスタート!
10時前には皆さん揃われて、
前回から始まりました「朝練」
お家でも「運針」をなさってくださっていて感激しました。
針を持つこと
使い慣れない指貫をつかうこと
「運針」をすること
当方、和裁教室ではありませんから、縫物が出来るようになることが目的ではありません。
面倒くさいことかもしれないし・・
今の暮らしに「手縫い」は不要かもしれないわね・・
なのになぜ私が「運針」をこの花嫁修業講座でしていただくかと申しますとね・・
本当の意味で「丁寧に暮らす」ということを体で感じ取って欲しいと願うから・・
そしてそのことを、ご自身が家庭を持たれたとき、お子さんにも伝えられるお母さんになって欲しいなぁって思うからなのです。
今は便利なものが溢れていますし、時短が主流
勿論、働く主婦にとってそうでなくっちゃ、仕事と家庭の両立は難しい・・
現に、先月結婚いたしました娘も専門職としてフルタイムで働いていますから効率よく家事をこなすことや、夫との家事分担なしには暮らしてゆけません。
娘たち夫婦のウイークデーは丁寧な暮らしとは程遠いわね、きっと・・
ただね・・幼い頃から「丁寧に暮らす」ということを感じて育っていますとね、「丁寧に暮らす」ということを忘れないのです。
娘が中学生の頃「運針」を教えました。
たどたどしい針の運びを繰り返し繰り返し練習して、肌襦袢を縫いました。
そして、結婚前、お付き合いをしている時に彼の浴衣を縫い上げました。
「縫う」ということは一例に過ぎないかもしれません。
すこし面倒なことも淡々とやってみる
そのことが心に染みて、、体に染みて、、
「丁寧に暮らす」ということが心地よくなるのです。
お食事だってそう・・
ファストフードや出来合いのものも時にはいいけれど、
今日は丁寧に、、って面倒がらずにお料理を楽しめる人でいて欲しい
物として、事象として現れないこともそう・・
家庭を持つと色んなことがあります。
今までは親御さんがなさってくださっていたことも、自らがこなさねばならなくなるわ
そんな時にも、面倒がらずに丁寧に暮らすことを楽しめる女性でいて欲しいのです。
朝練の後は、
前回の振り返りと、ご提出いただいたプリントをお返しし、私からのコメントや気付きを申し上げ
新年を迎える準備についても様々にお伝えしました。
お手玉もチクチク
今日は一つ縫いました。
後四つ、ご自宅や「朝練」で、この講座が終わるまでに作り上げてくださると嬉しいなぁって思っています。
将来お子さんを持たれて、そのお子さんが海外留学なさる、、なんて時に、手作りのお手玉を持たせてあげられるお母さんって素敵でしょ
年末年始、ご挨拶に上がることの多い時季
お手土産の渡し方についても、様々な場面を想定して実際にやってみました。
丁度、、良いタイミングで、受講生の方からもご質問がございましたので、学びが深まりました。
<今日の献立>
厚揚げの野菜あんかけ
大根と揚げの炊いたん
(もうじき、京都のお寺さんでは「大根焚き」ですからね・・)
胡瓜と茗荷ともずくの酢の物
蓮根のきんぴら
湯葉のおつゆ
五目御飯
現在開講中のクラスの様子はこちら下記ページからご覧いただけます。