ずっと前から考えていたのですが・・・・・・・
ペットショップの生体販売はよろしくない、という考え方もありますが(ブリーダーも生体販売ですが)、それを必要としている人達もいるということを知ってほしいです。
以前、このブログにも書きましたが、我が家は高齢者と独身者の家族構成なので【里親不適格】の烙印を押され、動物愛護団体や保健所、個人保護者から里子を迎えることは不可能です。
それでも動物が大好きで飼いたい場合は、ペットショップやブリーダーから購入するしかないのです。
誰でも無条件で愛護団体や保健所から里子を迎えられる状況ではありません。
現状では制約が多すぎて無理です。
これから高齢者が、どんどん増えてくるので、制約を緩和しないかぎり、里親になれる人は減ってくるでしょう。
知人で80代の一人暮らしの女性がいますが、飼っていたワンコが亡くなって寂しくて、でも高齢者の一人暮らしは【里親不適格】なので譲渡もしてもらえず、ペットショップからワンコを購入しました。
一人暮らしの高齢者がペットショップから犬を飼うのは無責任だと思われた方もいると思いますが、この方は兄弟姉妹がたくさんいて、一緒に暮らしてはいませんが、万が一、お亡くなりになったら兄弟姉妹が面倒を見る約束になっています。
兄弟姉妹が高齢で面倒を見れない場合は、ペットを最後まで面倒みてくれる【ペットホーム】にお願いしようと考えています。
ペットホームのようなものはネットで探すと、けっこう見つかります。
もちろん無料ではありませんが、貯金や土地家屋等があれば弁護士に遺言書を作成してもらい、代理人になってもらい、死後のワンコの手続きを頼むという方法もあります。
私は仕事上、弁護士と付き合いがありますが、弁護士はそれほど敷居が高い存在ではありません。
相場というものがあり、悪徳弁護士でないかぎり、法外な金額を請求されるわけでもありません。
弁護士に法的に有効な遺言書を作成してもらう代金は相場で10万円ぐらいです。
高齢者といっても、貯金も無く年金だけで、その日暮らしが精一杯の方、ある程度、資産がある方、といろいろなので、【高齢者は全て里親不適格】とすることに、私はどうしても納得できないのです。
若い飼い主が面倒見切れず、保健所に連れてくることも、よくあることですよ。
若ければ良いというものではないと思っています。
我が家には現在、猫が6匹いますが、みんな天国へ行ってしまって、寂しくてどうしようもなくて、ペットロスで鬱(うつ)や認知症になってしまったら・・・・・・
そうなったら大変なので、私はたとえ高齢になっても、ペットショップかブリーダーから猫を購入します。
猫が大好きなので、猫のいない生活が考えられないんです。
もちろん、猫たちより先に私が、あの世へ行った場合のことを考え、しっかり面倒を見てくれる良いペットホームを探し、弁護士に私の死後の手続きを頼もうと思っています。
こういう事情で、現状の里親譲渡の条件の緩和がなされないかぎり、私はペットショップやブリーダーは必要だと思っています。
賛否両論あると思いますが、誰でも無条件で里親になれるわけではないので仕方ないと思っています。