2023年11月から不登校が始まった高1娘。
2024年2月から完全不登校になりました。
2024年4月から1年間の休学を決めました。
 

 

 

修学旅行、娘の学校は2年生(今年度)の12月に行きます。

積立する人は去年の10月に申し込みがありました。

 

 

翌月から不登校が始まって

ついには行けなくなる日がくるなんて

当時は思うはずもなく、

少しでも安くなるからと一括払いしてました。

 

 

そして、休学になってずーっと考えてました。

 

 

最初は1年の休学を申請したけど、

途中で復学してもいいと娘には伝えてたし、

もしかしたら3ヵ月くらい休んだら

「やっぱり行く!!」っていう日が来るんじゃないか?

「修学旅行は行きたい」って言うかもしれない。

そんな風に思ってました。

 

 

でも…

 

 

休学して2か月。

元気ではあるし、楽しそうにもしているけど

全く勉強する様子はないし、

通信制の学校を調べるわけでもなく、

1年で申請したからきっちり1年は休めると思っているような

感じすらします。

 

 

同級生のSNSをチェックしたりして、

学校行事のことを話してきたりするから

学校のことが気にはなるんだろうけど、

禁断の扉を開いてみても

もうあの場所へ戻る気はないようだったし。

 

 

 

 

もしかして、

万が一、元気になって復学するとして、

積立以外で払う場合でも1~2か月前に

案内があるとあったので、

10月くらいには行けるようになっていないといけない。

 

 

冷静に考えて

今、全く復学の気配がない。

ということは当然6月も行かない。

7月も行かなければ留年確定。

 

 

7月から行けるなら4月からの勉強の遅れを

6月中にはなんとか取り戻せる?無理だよね?

勉強ついていけない状態で通える?

7月は補講もあるし。無理だよね?

ついていけない劣等感も原因の一つだし。

 

 

そうしてる間に夏休みがやってきて、

勉強の差がますます広がった状態で

当然2学期も行けるわけはなく、

修学旅行だけ行くっていう選択にはならないだろうし。

 

 

ホントは休学に入った時点で

復学の可能性は限りなくなかったし、

ただ通信制に転校するにも

とても見学にも行ける状態じゃなかったし、

下の学年に降りるっていう選択肢も残しつつ

延命措置的選択でした。

 

 

分かり切っていたことかもしれないけれど、

やっぱりどこかで、もしかして…と

一縷の望みを持っていました。

 

 

でも・・・

 

 

どう考えても今の状況じゃ、ありえないよな。

この間通信教育も解約したし。

(本人がもうやらないって言うので)

 

 

 

あー、こうやって一つ一つ普通をあきらめていくんだな。

修学旅行、行かせてあげたかった。

学生時代の最後の大イベントだもの。

 

 

旅行先には私とでも行けるけど、

修学旅行という形で友達と旅行に行けるのは

代えられない経験だから。

 

 

行き先で何をするか

何を見るか

楽しいこと、嫌なこと、

ワクワクすること、不満だったこと、

ぜーんぶひっくるめていい思い出になるし、

家族じゃなくて友達と行くからこそ

意味があるし、

研修先ではあちらの学校と交流があるはずで

それは家族旅行では叶えられない経験です。

 

 

ネットで解約申し込みできるから

ポチっとするだけ。

するだけなんだけど、

「解約」というその文字を

最後にタップするのがためらわれました。

 

 

ホントに解約して大丈夫?

やっぱり行くって言ったりしないかな?

でも、今の状況から見て無理だよね?

そもそも休学するとき転校するとかの時に

修学旅行も行かないって娘が行ってたし。

行くかも?いやいや行かないよ。

いや、もう一回確認した方がよかったかな?

頭の中でぐるぐるぐるぐる。

 

 

いや、万が一行くとなったら

最悪2か月前の振り込みで対応できるのでは?

でも、多分、行かないよなー。

 

 

「解約」を押すと元には戻せません

っていう赤文字が目に焼き付いて、

迷わせてきます。

 

 

 

迷いに迷ってえいっと「解約」を

押したときにはお昼休憩はほぼなくなってました。

 

 

 

 

あー、修学旅行、行かせてあげたかったな。

なんだか泣けてきました泣

 

 

 

私、よっぽと「普通」が好きなんかな?

みんなと一緒だと安心するのかな?

 

 

 

職場じゃなかったら泣いてたかも。

でも、家でも泣けないし。

帰り道、歩きながら涙がでそうになるのをこらえつつ、

帰宅したら元気なお母さんで帰らなきゃ。

 

 

上を向いて歩こう。