20240622~24熊本の旅 前編(母校訪問) | 岐阜人の夏はサーフィン、冬はスノーボード &ロック万歳

岐阜人の夏はサーフィン、冬はスノーボード &ロック万歳

スノーボードやサーフィン好きな岐阜県民です。
スノーボードは奥美濃エリアを中心に楽しんでます。サーフィンは伊良湖エリアを中心に楽しんでます。
他にはキャンプや山登りネタなど。
アラフィフおやじ&子持ちなので、マイペースに楽しんでます。

こんにちは。
東海地方は梅雨になりましたね~。

6月22日から24日の2泊3日で、熊本へ旅してきました。

自分が卒業した大学は、熊本県阿蘇地方にあります。

学生時代お世話になった下宿先の先輩の呼びかけで、みんなで集まろうという話になり、
熊本へ行ったわけです。

熊本地震後、一度も熊本に行っていなかったので、
熊本に行く良いきっかけになりました。

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1日目は早朝5時に自宅を出発。車で移動です。
ゆっくり運転で、12時間かかりましたー。

熊本県内にあるRVパーク「癒やしの森 湯~かむ」にて、1日目は宿泊です。





RVパークでの宿泊は初めてですね。




宿泊料はキャンプ場より安く、電源が使えるので、
キャンピングカーで泊まるには良い施設です。

ここは場内にお風呂があるのもポイント。
12時間位運転したので、疲れを癒やすことができました~。

風呂入った後は、酒飲んで早めに就寝しました。



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そして翌朝2日目。母校へ向かって車を走らせます。

母校が近づくにつれ、興奮してきました!
が、震災復興でしょうかね。道路や風景がずいぶん変わっていました。
道路は広くなり、新しいお店が多かったです。

そんな中、学生時代にお世話になった
「弁当のヒライ 立野店」があったのは嬉しかった!



ここで朝食にします。
学生時代によく食べたかけうどん。



金がない貧乏学生に優しい値段でした。
懐かしかったです。

そして、母校に着きました。




おおー。放牧してるなー。


校舎は震災で壊滅しましたが、震災遺構として保存されています。
学校の敷地内に「熊本地震 震災未ミュージアム」という博物館が建設されました。





熊本地震震災ミュージアム 
館内は、熊本地震の被災者状況や地震のメカニズムなどが説明されています。
館内のスタッフさんから、色々と丁寧に説明してもらいました。

地震のせいで、ひしゃけた車です。



恐ろしいっす。

被災を紹介する10分位の映画では、目頭が熱くなってきました。

大学の卒業生であるスタッフさんが、当時の状況を話してくれました。

大変&悲惨な状況を聞いて、なんて言葉をかけていいか分からなくなりました。

でも、今は震災を後世に伝えるため前向きに努力されているとのことです。


頑張ってほしいですね。

館内を見学した後は、校舎を見学します。









入り口から校舎に続く階段。



震災時のまま、残しているそうです。

もちろん、校舎の中には入れません。
自分のサークル(軽音部)の部室がどんな風になっているか、とても見たいのですが仕方がないですね。

懐かしい気分と、寂しい気分が入り交じった感情になりました。




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震災ミュージアムを見学した後は、
大学と国道を結ぶ、阿蘇大橋があった場所に行ってみました。







ここの橋は、震災時の山崩れで橋が崩落しました。

崩落の跡が残されていました。



虚しい気持ちになります。

対岸より。





地震のパワーと恐ろしさを感じます。


最後に、大学近くの下宿街を回りました。
震災で多くの下宿やアパートが被災したので、風景が変わっていました。

面影はあるものの、復興され違う土地になっていた感じがします。

自分が住んでいた下宿があった場所。



建物か建て替えられ、今は老人施設になっています。

でも、一部昔のままの建物(食堂)が残ってたのは嬉しかったっすね。


 

この青い小屋が、その食堂っす。


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そんな感じで、母校訪問でした。

震災で変わってしまい、色々な感情が沸き立ってきましたが、
ここに来られて良かったと思います。

震災で故郷の風景は変わりましたが、
自分のルーツがここにあるのは確かなことです。

母校が取り壊されず、震災ミュージアムとして後世に残っていくことが、
とても嬉しく思いました。

被災された方にとっては、震災ミュージアムが「負の遺産」と感じる方がいらっしゃると思います。

でも、自分みたいに心の故郷になっている人がいることも分かってほしい。

悲惨な震災で、熊本の方々は大変な体験をされましたが、苦労して復興されたのは、変わった風景が教えてくれました。

上手く言えないけど、俺もがんばろうと思いました。

後編へ続く。