生まれ変わった涌井秀章の決め球は新球シンカー | 猫のいる生活

猫のいる生活

うちの猫と地域猫

今日の楽天の予告先発は涌井秀章。
今季はなんと9試合登板して8勝0敗。唯一勝ち負けがつかなかった7月22日のオリックス戦@楽天生命パーク宮城でも、6回1/3を投げて自責点たったの1。味方の援護で5回までに7点を取ったにもかかわらず、9回表に森原康平が連続タイムリーを浴びて10失点。代わった寺岡寛治も1失点して大逆転負け。
つまり、9回表の大逆転がなければ無傷の9連勝でした。

昨年は18登板して3勝7敗。防御率4.50でしたが、今年はこれまで9試合登板して8勝0敗。防御率2.21とリーグトップ。
週刊ベースボール誌によると、楽天の小山伸一郎コーチから教わった新球シンカーが効いているといいます。
実際、昨年の球種比率と比較しても、シンカーの投球率が格段に上がっています。
  2019 2020
ストレート 46.60% 45.76% -0.84
スライダー 19.14% 18.54% -0.6
シュート 8.04% 4.73% -3.31
フォーク 7.94% 0.00% -7.94
チェンジアップ 6.65% 5.92% -0.73
カーブ 5.95% 8.38% +2.43
カットボール 5.04% 5.03% -0.01
シンカー 0.64% 11.64% +11.00

そしてそのシンカーの被打率はなんと.091と、22人の打者に対して2本しかヒットを打たれていません。
つまり、涌井秀章という投手は、昨年までロッテにいた涌井秀章とは別人になっています。
そのため、新球を駆使されると、古巣でデータを持っていても打てないということになります。
 
ストレートとほぼ変わらない球速で投じられる新球シンカー。
ストライクゾーンで動くと言われるそのボールを攻略すれば、涌井秀章に黒星を付けられるかもしれません。
絶好調の涌井秀章に最初に土をつけるのは、古巣のロッテであってほしい。
そう願いつつ、今日の試合を見守りたいと思います。
 
頑張れ千葉ロッテマリーンズ!
 
↓スコアつけの活力になります。応援クリックありがとうございます!

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
にほんブログ村


千葉ロッテマリーンズランキング

 

今週の週刊ベースボール

 

プロ野球選手名鑑は以下の2冊がオススメです。

セイバーメトリクスデータ満載で、データで見られる選手名鑑

 

ポケットサイズでスタジアムへの持ち運びが楽な選手名鑑