【DAY 20】大好きだから、さようなら

1月10日の公開を迎え、リラの森の探検もついに終わりのときがやってきました。

ポカポカとした陽だまりの日、冷たい雨が身体をぬらした日、息が真っ白になった雪の日……。森が緑や赤や白など様々な衣を纏った12ヶ月の間、森へ通いつめたおかげでリラはついにテトゥと友達になれたようです。
丘の上でぴったりと寄り添いリラの家を見ている姿は、まるで姉妹みたいですね。
しかし、気持ちが通じ合った!という喜びもつかの間、リラとテトゥの間には厳しい現実が待ち受けていました。
野生動物と仲良く暮らすってどういうことだろう

わたしたちは自然と、どのように関わっていけばいいんだろう

月日が経ち大人になったリラは、テトゥとの交流を通してあることを悟っていました。
~大好きだから、さようなら。~
まだ少年だったリュック・ジャケ監督が、一匹のきつねと出会ったことから生まれた「きつねと私の12ヶ月」。映画で描かれる野生のきつねと少女リラのふれあいは、私たちに自然や動物、さらには人間同士の関わり方をも気づかせてくれることでしょう。
最後に、ジャケ監督はこんなメッセージを残してくれました。
「人間は自然を牛耳っているのに、自然を軽視しているんです。もっと自然のあるべき姿を尊重して改めていかなければならない。野生動物や自然は、人間の矛盾を教えてくれるんです。自然から受けた教訓に、私たちは真剣に取り組んでいかなければいけないと思います」
フランス・アルプスの心癒される美しい四季折々の風景のなかで、風の心地よさ、雪を踏みしめる音、ひんやりとした水の感触など、自然の恵みを体中でめいっぱい感じながら、リラとテトゥの世界を楽んでください。
【DAY 19】テトゥ、絶体絶命?!
広大なリラの森には、野ねずみやハリネズミ、アナグマといった可愛らしい動物が暮らす一方、熊やオオヤマネコなどきつねにとって危険な動物も住処を同じとしています。のどかに見える森の中では、今日も動物たちの命のドラマが繰り広げられていました。
急に姿を消したテトゥを追って、森の中に入ったリラ。
そこで彼女が見たのは、今にもテトゥに襲い掛かろうとするオオカミの群れでした。
“一匹狼”という言葉から孤高の存在のように思われるオオカミ。
しかし実際の彼らは6~10頭ほどの群れを組み、非常に厳格な階級社会を形成しています。映画の中でも木の上に逃れたテトゥを追い詰めるグループ、周りに異変がないか見張りをするオオカミと素晴らしいチームワークを見せています。
そんな彼らもまた、家畜を襲うなどという理由から駆逐の対象となり日本ではすでに絶滅してしまった動物。テトゥにとってみれば恐ろしい存在ですが、野生のままに動いているオオカミたちの姿をみると、改めてこの森の素晴らしさを感じるでしょう。(それにしても、一体どうやって撮影したのか不思議でたまりません)
……おっと、話がそれてしまいました。
テトゥの絶体絶命のピンチに遭遇したリラは、果たしてどうするのでしょうか?
スリル満点のワンシーンです。
【動物FILE NO.6】オオカミ
分類:哺乳類 食肉目裂脚亜目 イヌ科
分布:北アメリカ、ヨーロッパ、アジア
体長:100~160cm
イヌ科最大の動物で、13~33の亜種に分類される。体色は亜種によりさまざまだが、獲物を求めて1日に約20キロもの長距離を移動する。夫婦とその血縁関係からなる群れを形成し、厳格な階級社会の中で暮らしている。シカ、ヘラジカ、イノシシ、野生ヤギなどの大型動物を主食とし、小型哺乳類や鳥や魚、ヘビ、果実も食べる。
急に姿を消したテトゥを追って、森の中に入ったリラ。
そこで彼女が見たのは、今にもテトゥに襲い掛かろうとするオオカミの群れでした。

“一匹狼”という言葉から孤高の存在のように思われるオオカミ。
しかし実際の彼らは6~10頭ほどの群れを組み、非常に厳格な階級社会を形成しています。映画の中でも木の上に逃れたテトゥを追い詰めるグループ、周りに異変がないか見張りをするオオカミと素晴らしいチームワークを見せています。
そんな彼らもまた、家畜を襲うなどという理由から駆逐の対象となり日本ではすでに絶滅してしまった動物。テトゥにとってみれば恐ろしい存在ですが、野生のままに動いているオオカミたちの姿をみると、改めてこの森の素晴らしさを感じるでしょう。(それにしても、一体どうやって撮影したのか不思議でたまりません)
……おっと、話がそれてしまいました。

テトゥの絶体絶命のピンチに遭遇したリラは、果たしてどうするのでしょうか?
スリル満点のワンシーンです。

【動物FILE NO.6】オオカミ
分類:哺乳類 食肉目裂脚亜目 イヌ科
分布:北アメリカ、ヨーロッパ、アジア
体長:100~160cm
イヌ科最大の動物で、13~33の亜種に分類される。体色は亜種によりさまざまだが、獲物を求めて1日に約20キロもの長距離を移動する。夫婦とその血縁関係からなる群れを形成し、厳格な階級社会の中で暮らしている。シカ、ヘラジカ、イノシシ、野生ヤギなどの大型動物を主食とし、小型哺乳類や鳥や魚、ヘビ、果実も食べる。
【DAY 18】人間の音、動物の音
耳をすませてみてください。
聞こえてきませんか?
鳥のさえずり、虫の羽音、風に揺れる木々の音……。
自然がこんなにも豊かな音を奏でていることに驚かされます。
ゆっくりと流れていく時間……。
その中に身を置くと忙しい私たちの日常の疲れも、じんわりとほぐれていいくようですね。
しかし、動物たちにとってそれは全く別の意味を持っています。
彼らにとって自然の音は自分の身を守るための大切なツール。
敵が近づいていないか、自分の縄張りに入っていないか、獲物がいないか、彼らは目や耳、鼻、感覚の全てを使って小さなサインをキャッチしようとします。
生きるために、子供たちに餌をやるために、それぞれの生き残りをかけた野生のドラマは私たちを圧倒するほどの迫力に満ちています。
自然界ほど厳しくはないけれど、私たち人間社会だって一歩出れば危険があちらこちらに転がっています。携帯音楽プレイヤーで好きな音楽に身を浸すのも素敵だけれど、テトゥのように、どうぞ警戒を怠りなきように!

