オフィシャルブログ「きつねと私の12ヶ月」 -3ページ目

【DAY 14】カエルの王国

気まぐれなテトゥは、リラを誘ってお散歩中。
森の奥深くにある禁断の谷を越え、川を渡り、やってきたのはカエルの王国でした。

オフィシャルブログ「きつねと私の12ヶ月」-kaeru2

水たまりがあちこちにある川べりに、カエルが一匹カエル、カエルが二匹カエルカエル、カエルが………ひゃあぁぁぁぁ、とにかくいっぱいいます。 あせる

リラとテトゥは、そんなカエルをつかまえようと一生懸命。 ビックリマーク

しかし彼らの奮闘むなしくカエルたちは手からヌルリと抜け出てしまい、なかなか上手くいかないよう。

田んぼに囲まれた一昔前の日本では、こういう光景は日常茶飯事で、夜になると始まるカエルの大合唱は、夏から秋の風物詩といわれていたほど。

そんなカエルを捕まえようと子供たちは手や顔を泥だらけにして遊んでいたそうです。

「昔はこのあたりもカエルだらけで、道路に飛び出してきて大変だったんだよ」

今はすっかり住宅街に様変わりした道を歩きながら、田舎のおじさんがそう言っていたのを思い出します。

あ、テトゥがカエルとりに失敗して水溜りに落っこちてしまいました。 汗

リラに笑われてすっかりご機嫌斜めのテトゥは、あれれ、どこかへ行くんでしょうはてなマーク


オフィシャルブログ「きつねと私の12ヶ月」-kaeru

【DAY 13】川の住人


広大な森に暮らす様々な動物たちが私たちの前にフラリと現れ、その愛らしい姿や逞しい姿を見せてくれるのも、この物語の楽しみ方のひとつ。中には、日本ですでに絶滅、あるいは絶滅危惧種に指定された動物たちも、カメラの前で野生本来の姿を垣間見せます。


ザザ……ザザァ……ぽとぽと……ゴゴゴゴ……サラサラサラサラ……霧


テトゥに導かれるように森の奥深くへやってきたリラは、水のせせらぎが心地よい渓流に辿りつきました。

川を渡ろうとするリラの後を追ってきたのは、この川の住人であるカワウソくん。

好奇心旺盛なことでも知られるカワウソは、通りがかったリラの気配を察し「誰だ誰だ?」と早速様子を見に来たようです。ニコニコ


「コンニチハ、僕カワウソだよ」


まるで挨拶をしているかのような仕草がなんとも可愛らしいですが、実はこのカワウソくんは、悲しいかな日本では絶滅危惧種に指定されている動物なのです。

かつては北海道から九州まで、日本中に広く生息していたニホンカワウソ。しかし、肌触りがよく保温力に優れているカワウソの毛は毛皮用に乱獲、さらに土地開発による生息環境の悪化などが重なって、1979年に四国で生息が確認されてから後、彼らの姿を目にすることはなくなってしまいました。

日本を例外とし、カワウソは南極とオ-ストラリアを除く世界の大陸に生息していますが、その数も今では減少傾向にあるとか。リラの森のような環境を守ること、そして新たに彼らが安心して暮らせる場所を作ること。これって、結局は私たちのためになると思うんだけどなぁ……。


【動物FILE NO.5】カワウソ

分類:哺乳類 食肉目裂脚亜目 イタチ科
分布:南極、オーストラリア、ニュージーランドを除く、世界全域
体長:65-80cm

河川、湖沼などに住み、魚やエビ、カニなどの魚類・甲殻類をはじめ、ネズミやウサギ、昆虫なども食べる。体は水棲に適応した流線型で足には水かきがあり、泳ぎや潜水が得意。また、川の斜面を滑り台とするなど遊び好きとしても知られている。

【DAY 12】きつねについて


地道な“パンでおいでおいで大作戦”が功を奏し、やっとテトゥと交流らしいものが出来るようになったリラ。ニコニコ

しかし、テトゥはどうもリラよりパンのほうに夢中のよう。

なかなかリラの思うように動いてくれないテトゥですが、もともとキツネは警戒心が強く、気まぐれな動物。まして演技なんて……と、スタッフの苦労を思わずにはいられませんが、この映画に登場するキツネは実に自然体で生き生きとしています。


「キツネがやりたくないことをやらせるのは不可能なんだ。だから僕たちは彼らの機嫌を大事にしたんだ。ときにはキツネたちが『今日は仕事がしたくない』と言うこともあったよ」


と語るのはリュック・ジャケ監督。ほかにも【Day7】【Day8】でご紹介したオオヤマネコ、そのほかの野生動物のシーンなど、「いったいどうやって撮ったんだろう?」と首をかしげるほどミラクルなショットが数々登場しますが……?


「手品師がタネを明かさないように、僕もそこは内緒にするよ(笑)」


あらら、お茶目な発言で煙に巻かれてしまいました。でもおいおいご紹介していきますね。


【動物FILE NO.4】アカキツネ

分類:ネコ目(食肉目) イヌ科
分布:アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど北半球全域
体長:60~78cm

森林や草原、畑などに住み、野ネズミや野うさぎ、小鳥などの小動物や果実などを食べる。狩りは単独で行う。メスは春頃にかけて3~8頭の子供を産み、夏の子別れの時期まで一緒に生活する。寿命はおよそ3~4年。