着物の家紋 | 茶道・パーティー・観劇で気軽に着物を愉しみたい大人女子の着付け教室

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こんにちは、着付けほのかでございます。


今日も先日に引き続き、家紋についてのお話ですが、今日は「着物の家紋」にいたしましょう。


正装用と準礼装用の着物には、紋を付けるのがお約束です。


紋には「格」があります。


①日向紋 (ひなたもん) 着物・羽織の地色に白抜きし、模様や線を地色で割りを入れたもので、1番格式の高いもの。


②陰紋(かげもん)輪郭を白線で表したもの。2番めの格式。


③縫い紋(ぬいもん)着物・羽織が仕上がってから刺繍によって作る紋で、略礼装用の紋。


また、紋の数もお約束があります。


①五つ紋 :黒留袖・色留袖・喪服・色無地・男子正装用着物・羽織


②三つ紋 :準礼装用の色留袖・色無地


③一つ紋 :略礼装としての訪問着・略礼装用羽織・色無地


洒落紋という、礼装用では用いない紋もありますよ。


代表格は加賀紋。花を染めたり刺繍にして楽しみます。




近所の公園で黄色のしょうぶ(?)を見つけました。

涼しげです。