こんにちは、着付けほのかでございます。
ゴールデンウィークも、もう既に始まったご家庭もおありのことと思います。
そこで、今日は「日本の家紋について」にいたしましょう。
日本では、紋を用いたのは平安時代とされています。
平安時代は公家が使用し、鎌倉時代には武家、江戸時代には庶民に広がりました。
それぞれの時代での使用目的は異なります。
平安時代は、上流階級の公家が所有する家や家具などに対しての顕示欲や、他との区別のために使用しました。
戦国時代になると、敵味方の区別や軍団の示唆の目的になります。
江戸時代には庶民に広がりますが、不安定な生活様式、自然の驚異、信仰などからといわれています。
また、家紋はヨーロッパの特権階級にはありますが、中国、朝鮮には家紋はありません。
何故、日本に家紋が広がったのでしょうか。
日本の家紋は、星や器物、馬の毛やムカデなどをモチーフにしているものまであり、そのストックの多さから生み出されたそうです。(一部丸山伸彦先生のお話からです。)
日本の家紋の種類は、5千種類とも1万種類とも言われています。
皆さまの家紋は、どのようなデザインですか?
庭のこでまりが満開です。