キットパスアートリレーNo.6 【クラフトアーティストNatalie 髙澤奈穂】 | 拡げようキットパスアート

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日本理化学工業株式会社とNPO法人ひさし総合教育研究所の協働事業☆キットパスアート

こんにちは、キットパスアート本部認定講師による「キットパスアートリレー」第5回目を担当された安生先生よりバトンを受け、第6回を担当させていただくことになりました髙澤奈穂と申します。
以前より何度かこちらのブログへも投稿させていただいてはおりますが、改めて自己紹介も含めて活動を紹介させて頂きたいと思います。
 
■自己紹介
髙澤奈穂(クラフトアーティストNatalie)
★活動エリア
東京、埼玉、神奈川、広島、山口に拠点を有しております
★自己紹介
手作りの温かみを慈しむクラフトアーティストとして、ひとりひとりの人生の歩みに寄り添う「ライフイベントクラフト」を提唱。「大切な人の、大切な人生を、大切に想う、ライフイベントクラフトを楽しもう」と、作品制作・販売、デザイン提案、ワークショップ講師など幅広く活動。主にペーパーを用いた作品作りが得意。
食とアートであなたの暮らしにちょっとプラスな会社、株式会社WA・ON代表取締役社長。
クラフトツールを主力商品とするオンラインショップshopWA・ON運営。
ホームページ:http://www.waon-co.jp/atelier.html (株式会社WA・ONホームページ内atelier WA・ON)
Instagram:https://www.instagram.com/craft_artist_natalie (craft_artist_natalie)
facebook:https://www.facebook.com/craftartistnatalie/ (クラフトアーティストNatalie@craftartistnatalie)
Twitter:https://twitter.com/NahoTakazawa (クラフトアーティストNatalie@Naho Takazawa)
 

■キットパスアート関連の活動紹介
★普段の活動
本部認定講師としてインストラクター養成講座を開催するほか、店舗やカルチャースクール、公民館やイベントでのワークショップ講師を務めております。
 
★最近の作品
2019年1月19日、立て替えを控えた市役所にて埼玉県志木市が開催した「市庁舎さよならイベント」で、「ゆるキャラグランプリ2018」優勝の志木市キャラクター「カパル」のウインドウアートを施しました。

遠くからでも目立つ大きなアートであったことからSNS等で非常に話題となり、カパル本人(本カッパ?)も見学に会場に来てくれました。
またイベント当日には、手形ブースの設置とフロア全体への自由なラクガキを実施。
カパルはじめカッパで有名な志木市にちなみ、台紙は手形をカッパのお皿に見立ててデザインしました。

フロア全体への自由なラクガキは来場者なら誰でも参加できるスタイル。
窓に壁に床に、皆さん夢中で思い思いのラクガキを楽しまれていました。
 
★キットパスのちょっとした使い方のコツをご紹介
私が提唱している「ライフイベントクラフト」に欠かせないと言っても過言ではないのが、手形。記録として、家族や仲間の絆のシンボルとして、今一瞬の思い出として。様々なシーンで手形を残す、アートにする、飾る、贈る、保存する…それがキットパスなら鮮やかに、かつ手軽で安心安全にたやすく叶います。中でも、成長記録として節目節目にこどもの手形を残していきたいと思われる親御さんは多いのではないでしょうか。
ただ、乳児の、とりわけ生まれたばかりの赤ちゃんの手形をとるのにはコツが要ります。
そこで今回は、新生児の手形のとり方のコツを紹介したいと思います。
 
ふにゃふにゃで柔らかい赤ちゃんの手に、キットパスブロックを使って直接手に色を塗るのが難しいのは、言うまでもありません。そこで、キットパスを水に溶いて作った色水を刷毛を使って塗る、リバーシブルパネルに大きく色を塗ったものを霧吹き等を使って絵具状にし、そこに手を擦りつけて色をつけるという方法もあります。

ただ、生まれたばかりの赤ちゃんは把握反射(手のひらに何かが触れると、握ろうとする現象)があるため、ご機嫌を損ねずに手を広げること自体が容易ではありません。
 
そこで、おすすめなのがASOBodyを使うこと。
ほかに用意するのは…
・卵型の化粧用スポンジ(100円均一ショップなどで購入できます)
・バインダーに挟む、厚紙に貼るなどして補強した、手形を取るための紙
・手の下に敷いて汚れを防ぐためのいらない紙や布など
あとは、手を拭くためのウエットティッシュと、捨てるためのビニール袋やごみ箱も忘れずに手元に。
ベビーパウダーも手形を取り終わったあとに使うので、用意しておいてくださいね。
そして、もしも可能であれば睡眠深めのお昼寝タイムを狙って下さい。
 
まず、ASOBodyを使って、好きな色を卵型の化粧用のスポンジで多めにとります。

少し手を開いて手首から指先へサッサっと撫でるようにして素早く色を付けます。
全体に色がついたら、片手に紙を、もう片方の手で色のついた手の手首付近を持って人差し指で赤ちゃんの指先を広げながら、紙をまんべんなく優しく押し付けます。
この方法なら、手を広げるのは紙に手をつける時の1回だけでOK。
ポイントは、とにかく素早く、なるべく優しく。ご機嫌が悪くなったら、一旦中止してまた後で。
きれいにとれたら、最後にベビーパウダーもお忘れなく!
 
■その他
★キットパスの好きなところ
安心安全な上に画材として汎用性が高い点、および窓ガラスにお絵描きができる点です。
 
★キットパスとの出会い
まだキットパスについて存在すら知らなかった頃、日本理化学工業株式会社の社長と知り合いだった取引先の方から工場見学に誘われ、付き合い程度の軽い気持ちでご一緒したのが最初の出会いでした。障がいを持つ方も持たない方も関係なく、共に熱心に働かれている様子、繰り広げられる職人技、活き活きとされた表情、細やかな気配りあふれる工場の環境を目の当たりにし、非常に感銘を受け、感動しました。そして、安心安全な上に、こんなにも自由で無限の可能性を持つ画材があるのかという衝撃。
「キットパスをもっと知りたい」「キットパスを使いこなせるようになりたい」という思いが抑えられず、すぐにインストラクター養成講座を受講するに至りました。そしてさらには、この「魔法のチョーク」の輪をひろげるお手伝いがしたいと本部認定講師を志しました。
 
★ワークショップでのエピソード
「すごい!」「きれい!」「いいですね!」驚きの楽しさがたくさんなキットパスのワークショップ。
皆さんと楽しさを共有できると同時にキットパスの輪が広がっていくのが感じられる、嬉しい瞬間です。

■バトンタッチ
次は松山知子先生、よろしくお願いいたします。