梅雨の朝、ワタシが出勤する前に、洗濯乾燥が終わりました

 

夫が朝、洗濯して、乾燥機に入れていいものを選別し、乾燥機のフィルターも毎回掃除して2時間の乾燥を終えたということ

全くもってありがたいキラキラ

 

何にもしなかった(できなかった)夫が、なぜ家事をするようになったのか・・・

「何もしなかった」という言葉には語弊を感じるのが正直なところで

分かっていても見て見ぬふりでやらなかったということでは恐らくなく

「自分もやる」という意識が無かった、と言うのが近い気がする

 

 

家事をするようになった理由は多分たくさんあって、結婚28年の間の状況の変化だったり、夫婦の関係だったり、コミュニケーション等いろいろなことが絡み合っていて、何をどこから書くのか、書いたり消したりしながら全然まとまらない

 

少しずつ紐解いてみます

 

 

まずは、うちの夫婦関係

 

そもそもうちはどちらかといえば穏やかな夫婦

口げんかするようなことはなく、ワタシが不満をためてイライラして無言でトゲトゲするのが関の山

2日以上不機嫌なのは耐えられないので、口では言えない分(そういう性格)メールで不満なことを知らせてみる。そしたら「ごめん」と、思っていてもいなくてもメールが返ってきておしまい。

子どもの前で言い争ったことは1度くらい。

喧嘩を見たことが無かった子どもは、うちの実家の母に「ママとパパが喧嘩した」と不安を伝えたらしい爆  笑

かれこれその1回きり

いたって平和

 

 

そして、子どもがまだ赤ちゃんとか幼児だったころ、子どもにはイライラして当たるのに、ワタシが夫に感情的に当たることはほぼ無かった

それは何故か考えたことがある

たどり着いたのは、「子どもは血のつながった人で、夫は血のつながらない他人」ということ。一人の他人として尊重してたり遠慮があったおかげで、「これは言ってはいけない」という気遣いがあった。それは今でもある←つもりなんだけど、夫は「俺だけには厳しいよな~」と笑っている

 

ちなみに「これは言ってはいけない」という範疇は人それぞれ、夫婦それぞれ

ただ、その分、言いたいけど言えないこともある

「きっと言われたら嫌だろうな~」がわかるから・・・

 

言いたいけど言えなかったこと

例えば、専業主婦が終わり仕事もして働く時間も増えてるのに、家事は一手にワタシ。夜遅い子どもの習い事と塾の送迎もワタシ。「いつまでワタシばっかりなんっ?!」

そして「言ってくれないとわからない」という夫のセリフが嫌だったこと

女性脳は「言わなくても察せる」男性脳は「言われないとわからない」の典型

 

今から思えば、自分から家事分担の相談をすればよかったんだろうけど、仕事だけでも疲れてる風な夫にとても言いにくかった

事実、夫はワタシでは耐えられないであろうストレスに耐えていた時期もある

そして、ワタシがまあまあ元気w

 

そうなると、元気が余ってる自分が黙ってやる方が早いし穏便

 

 

そのうち長女も次女も大学進学で家を出て、3年前から夫婦二人の暮らしが始まる

 

その生活の変化があっても当初は夫とワタシに変化はなかった

 

 

そんな変化のない日常に変化が起こったきっかけがある

1年前に始めた自分の学び

女性が「楽に楽しく美しく生きる」ライフマネジメントの学びに参加

 

自分の勝手な思い込み、無意識の思い込みがあるということを知ったおかげで、少しずつ夫に対する思い込みに気づけたところがある

 

「夫と話す」というコミュニケーションが足りなかったんだと思う

自分の話し方と自分勝手な思い込みのせいで話ができなかったり、話が進まなかったり、話そうという気が無かったり、諦めてたり、反応が想像されて嫌だったり…

夫が言う「言ってくれないとわからない」はまさに、その一端だったと今は思う

 

「言ってくれないとわからない」と言う夫の言葉を

「言われなくても気づいて、やってよ!」「いちいちお願いしないと動いてくれないのか?!」と思っていたのは、自分の勝手な思い込みで

夫は具体的な家事の指示を「言ってくれないと」と言ってるのではなく、「こんなことで困ってるから家事を分担してほしいと思ってる」ということを言ってほしいと、思っていたんじゃないかと今は理解できる←ここ、本人に確認したわけじゃないから今度聞いてみるw

 

 

基本的には、ワタシは「これが嫌だな」「これが面倒だな不便だな」「上手くいってないな」と思うことは放置しない

子どもがハイハイを始めたら、手が届くところに危険なものは置かないように家中の収納を見直すとか、子どもが成長したから、二人で一つの子ども部屋を進級のたびに模様替えするとか、人間関係で悩んだら「離れる」「理解する」「状況を変える」というなんらかの行動をとる

いつまでも同じところでぐるぐるはしない。ぐるぐる進まないことがめちゃストレス。そのストレスからいち早く抜け出す行動をとるのが基本

 

そんななか、致し方なく6年続いた職場の上司との人間関係のストレスから、いろいろ学ぶことがあった…2年前にその上司も移動したw

 

ストレス5年目にして気づいたのは、その人の嫌なところは、よーーーーーーく考えてみたら自分の中にある自分の嫌なところ

物の言い方、話の展開、あまのじゃくな会話の返し・・・嫌な上司の話し方はまるっと自分が夫に何気なくしている話し方とそっくりガーンびっくりマーク

 

心理学ではそれを「投影」というらしい

嫌な相手のなかには、自分の嫌なところが投影されていて、それを自分に見せている

 

それに気づいた時のショックたるやダウン

だいぶん落ち込んだダウン

 

こんな嫌な言い方をずーーーーっと一緒に暮らす夫にしてきたとはガーン

どんだけのストレスに夫は耐えて来たのか(実際は、右から左~爆  笑

こんなん会話するのも嫌になるレベル~~ガーン

 

気づいた即座「パパごめ~~~んあせるって言いましたわ~

 

 

そんなことも功を奏して、夫に何かを頼むときや、家事のやり方に意見したいときにも「言い方」を意識するようになった

夫も、そのワタシの気づきを共有してるので、「言い方~」「そういうところ~」とワタシの弱点を指摘してくれるように←あくまでもやんわりと

 

そんなこんなで、いろんなことが絡み合って進んで行ったのです

 

 

長くなり内容も理路整然とはいきませんが、もすこしお付き合いください

 

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