出産と同時に専業主婦となった26年前
家事と育児は自分の仕事と思ってた
「家事は楽しむ!」がモットーだったこともあり、やりたいように自由に愉しく家事に勤しんでおりました。
5歳違いで生まれた下の子が3歳になる頃
派遣で午前中だけ働き始めるまでの8年間
そのうち、下の子も小学生になり、だんだん働く時間を増やして
6年前からフルタイムの会社員~現在に至る
専業主婦の功罪は、家事は自分の仕事と思っているので、自分の仕事を全うしようとして家族に家事参加のチャンスを与えられない
そのうえ
自分でやった方が早い
家事にそれなりのこだわりもある
自分のやり方が正しいと思っている
家族のやり方を許せない
家族に対するハードル(求めるレベル)が高い
子どもにも特にお手伝いや仕事をさせてこなかったように思う
習い事や部活に忙しく、定番の家事を教えてこなかったのは若干失敗
大学生の一人暮らしになって、一からすべての家事をやる必然性がでてきますが、
どうやってこなしてるんでしょうね~ググればどうにかなる時代?
そんな失敗もありますが、子どもは何とでもやっていけるし実際やっている
そもそも家事のやり方に正解なんてないし
反面、女性に囲まれた実家で育ち、一人暮らしすることなく結婚してまた女子に囲まれて暮らしてきた夫
帰宅が遅い仕事の時は、ワタシは毎晩、子どもや私とは別に毎晩夫の帰宅時間に合わせて炒め物や揚げ物、魚を焼いたりしてた。作り置きではなく、出来立てほやほや~文字通り至れり尽くせり~そうすることがこれまた楽しかった
そのせいで、夫は電子レンジで自分で温めて食べることをしたことがなく、今でもチンして温めることができない
元来のアナログ人間というのもあるけど・・・
家事に専念することで、家事を楽しむことで、子どもたちは「ママはいいね~いつも楽しそうで~」と褒めているのか蔑んでいるのかわからない言葉を言ってくれますが、徐々に働く時間が増え、夜は子どもたちの塾や習い事の送迎もあり、夕食の時間もバラバラという時期にも、家事は変わらずやっていた
その頃は思ってた
「仕事もしてるのに専業主婦の頃と変わらず、家事も育児もワタシかいっ」
それでも、基本前向きでサクサクこなすワタシは、何のことなくすべてをこなしてた
ま~忙しくなれば手も抜き~手を抜いても結果そんなに変わらないな~と気づけば自分に対するハードルも下がり、気楽にこなしてはおりました
そんな途中、何かを察した夫はお風呂掃除くらいはしてくれるようになった
あと、玄関先に準備したゴミを出勤ついでにごみステーションに置いてくる
昨今言われる「それゴミ出ししてるとは言えないよね」のレベル
そもそも夫は不器用な人
義母も「ごめんよ~な~んにも出来んのよ~
」と息子を評価するくらいで、嫁に対するハードルもすこぶる低く、何をやっても「すごいなぁ~」と感心してくれ、今や困りごとは息子に頼まず、まずワタシに話を振ってくる
話が逸れましたが、そんな親も認める不器用な夫ですが、ワタシと大きく違う長所があった。
何でもお大雑把にさくさくっと合理的なワタシと大きく違って
何事も丁寧
アナログなことに対して「面倒くさい」とは絶対言わない
その美徳が今花開いております
かれこれ3年前に長女に続いて次女も大学生で家を出て、夫婦ふたり暮らしがスタート
ワタシも夫もフルタイム勤務は同じ
夫は料理は、お湯を沸かしてカップラーメンに注いで時間を計るしかできない(時間を計ることが私と大違い)ので
当然、朝食もお弁当も夕食もワタシ担当
朝は目覚ましの数分前に目が覚める夫は、毎朝好きな時間に起きて、6時5分前になったらワタシを起こしてくれるようになっていた。いつの間にか・・・
今は洗濯物を干しながら(室内干し)「ママ~起きてよ~」という夫
前夜の食洗器の中身や洗い物はすべてキッチン収納と食器棚の定位置に仕舞われ、食卓には、コーヒーをハンドドリップで入れポットで保温したものが置かれマグカップが並び、燃えるごみの日は家中のごみ箱のゴミが集められ、洗濯物を干し終えた夫が新聞を読んでいたりする・・・優雅
当然、洗濯は夫が朝スイッチを入れている
今や、夜、洗濯をたたむのも夫
朝の食洗器や洗い物をまたキッチン収納に片付け、出しっぱなしで出かけた(冷ますために)ヘアアイロンも所定の位置に片付けられ、最近は週に一度の宅配の食品も冷蔵庫に入れ梱包の箱も片付けてくれている
何故なら、仕事の後ジムに寄ったり~図書館行ったり~スーパー行ったりして夫よりもワタシの帰宅が遅いから
その成長たるや
凄ないっ⁉
大の大人57歳 夫
特に何も言わなくても急激に成長している
何故でしょうね~
次回はその理由を考えてみようと思います←理由を考えるのは今から