グランプリシリーズの開幕戦、‘スケートアメリカ’ が終りました。


ショートで 73,18点、フリーで 131,37点、合計 204,55点で、浅田真央さんは優勝しました。


でも、成功したトリプルジャンプは、4個、だったと、私の目には映りました。


前回、「8トリプルを跳ぶ」、という記事を書いてから、ちよっと、頭の中に引っ掛かるモノがあって、つらつらと考えていたのですが、


ー ー ー 6種類全部のジャンプを跳ぶ、という ことば、浅田真央さんに関しては、真新しく言われたことでは無いような気がしていて、


そうそう、2010年のNHK杯の時に、刈屋アナウンサーが、放送で、“今季は、浅田真央さんは、6種類全部のジャンプを、プログラムに入れています”、


って、言っていたことを、私は思い出しました。 (遅。)



バンクーバーオリンピック後の 2 シーズン は、浅田真央さんの成績は、芳しいものではありませんでした。


・・・・・・・、今季は 遂に!!、そこから、見事に、這い上がった、ということなのですね。


苦節 3年、悲願の 8トリプル の成功に、果敢に取り組んでいる、ということなのですね。



次こそ、そして、きっと、ソチのオリンピックでは、


と、ファンとして思わない訳に、行きません。  


 採点の上での、不条理な妨害のようなものは、昨季から、消滅してきたと、私は感じています。 浅田真央さんが、彼女なりにやりきったと感じることの出来る演技を成した時、一体、どんな数字が表示されるのか、


それは絶対、想像を超えたものになるに違いありません。   




嘗て、一つのフリープログラムの中で、八回の三回転ジャンプを跳んだ女子選手はいない、

ー ー ー そう、聞いた時、思わず、浅田真央 さんの、例えば2008年の “幻想即興曲” (世界選手権) を振り返ってみてみたりしてしまいました。

冒頭の3Aが成功していても、7回、になっていました。その時は、サルコウが入っていないのです。

2010年のオリンピックを意識してのプログラムでは、ルッツを入れなくなった、ということは、よく知られています。

確かに得点に直接関係してくるところからも、浅田真央さんについては、3Aの出来ばかりが言われていましたが、彼女が、ジャンプの見直しとしてやってきたのは、6種類全部のジャンプ、だったのですね。

こんな選手は、今迄いなかった、

そういうことばは、浅田真央さんがジュニアの頃から、誰もが言ったことでした。  まさか、集大成の時、という、今になって、尚、そのことばが用いられようとは、今更に、私は感嘆しています。


人には、どうしても、得手、不得手、というものがあるものです。 ジャンプも、概ねの選手は、その人毎に、得意のジャンプ、というものを持って、それを武器にして、試合に出場するもの・・・・と、

人はそんな風に思って、浅田真央さんの場合は、3A を殊更に言ってきた、と、私はいつのまにか、そういう風に思っていました。

が、それは、少し 違っていたのかもしれません。

3Aは、先輩 伊藤みどり さん が跳んで、歴史を変えた、浅田真央さんは、3Aと、更に、全ての種類の三回転ジャンプを跳んで、フィギュアスケートの世界を変える、のですね。


本当に強い、と思う。 そして、そういう嘗ては誰も、そして、おそらく、今後誰も現れないのではないか、と思う、

そういう選手であるところに、浅田真央さんの本領を感じます。

これぞ、浅田真央、という感じです。 

そして、ずっと、そんな浅田真央さんが見たかったのだ、と、そんな風にも、思います。


いよいよ、ソチオリンピックへの扉を開く、グランプリシリーズが始まりますが、私の楽しみの全ては、浅田真央さんの演技を見ることです。

私は埼玉県民なのです。


で、とうとう、これ迄、指をくわえた傍観者のようにしている ような ことの 我慢に耐えきれず、


とうとう、遂に、浅田真央さんの実戦の生観戦に行ってきました。 (さいたまスーパーアリーナ)



今までで 一番 強い 浅田真央!!


期待通りに物事が展開して行く、そういうドラマを見る一団の、私は参加者になった、


ジャパンオープンを見終えた、帰りの電車の中で、私にはそんな気持ちが起こっていました。



浅田真央さんが、最後のポーズをし、音楽が止まった後、会場の殆ど、99% の人が立って 拍手をしました。  その日、それ程の感動的なシーンを見ることが出来るものか、多分、誰も、考えていなかったと、私は、そんな風に思うのです。


ですから、本当に、あのスタオベは、あの会場に集まった人達の、衝撃を受けた、その正直な発露だったと思います。



今朝は、嬉しさを思い出しながら、目を醒ましました。  あの、浅田真央さんの感動的な演技には、彼女の自己最高得点が付けられたのです。  〔昨季の世界選手権の折の 134,37点を上回る 135,--点〕


あらためて、涙が出そうになりました。


ソチ・オリンピックシーズンのフリーは、自己ベストで始まったのです。 浅田真央さんは、まるで、成長期の選手、天才、ということばを持って現れた、あの、スゴイ真央ちゃんが、このオリンピックシーズンに還って来たのだ、と、そう感じています。




大変なことが ー ー ー ー ー ー 始まりました。