既に多くの人は知っていることと思いますが、2014年、ソチでオリンピックが開催されるこの年の、地元ロシアでの国内フィギュアスケート大会に於いて、新進、18歳の、マキシム・コフトゥン選手が、帝王とも呼ばれているベテラン、エフゲニー・プルシェンコ選手を、フリーの演技で負かして、逆転優勝を果たしました。

私個人としては、マキシム・コフトゥン選手の、このフリーのプログラマは、グランプリシリーズの競技を見ていた中でも、とても気に入ったものの一つでした。

私は、浅田真央さんのみを応援していますから、他の選手、又、女子シングル以外のスケートの演技については、特に思い入れを持つことも、強く関心を抱くこともなく、漫然と見ているだけなのです。

それでも、フィギュアスケートの帝王が、その座を失墜することとなった・・・チャイコフスキーのピアノコンチェルトが、そういう時代の更新を示すような記念的なフリープログラマとなった、というような、ある意味事件とも言える事柄については、殊更の感慨を起こしました。

正直、マキシム・コフトゥン選手のチャイコフスキーは、プログラマの良さ程に、演技は優れてはいない、と感じています。 嘗て見た、帝王プルシェンコの演技のような、圧巻の滑り、という程の素晴らしさは、まだ、そこに見ることは出来ません。

ー ー ー ですから、今季に至っては、コフトゥン選手が上の順位に立ったけれども、その力としては、現実、全盛期のプルシェンコ選手には及んではいないのですから、真の意味で、プルシェンコ選手には、まだ勝ってはいないと、思います。


プルシェンコ選手はオリンピックへの出場を、この度の国内大会で、コフトゥン選手に優勝の座を渡したことで、諦めることにした様ですが、おそらく、ロシアの、フィギュアスケートを愛する人達は、プルシェンコ選手程の力を持たない選手がオリンピックに出て行くことに、残念さや我慢の気持ちがあるのではないでしょうか。

話しは少し飛躍しますが、こういう残念な気持ち、我慢、というものを、昨年末の全日本、男子シングルの競技で、私は嫌という程に感じてしまいました。

羽生選手、町田選手のプログラマが、私はけして、好きではないのです。

・・・・オリンピックでは、高橋選手に、日本人選手の中で最上位に上がって欲しいと、思っています。

・・・・・・・

グランプリファイナル、浅田真央さんのフリーの演技、トリプルアクセルを二つ共失敗してしまったのを見て、私は、心の内に、“・・・ダメ、だ、(金は)、”、と呟いていました。


それは、ショートでの、信じ難い不当な低得点を見ていたからです。  今季、一番の出来だった、美しい演技に、PBの二文字が付く採点は、無情にも されませんでした。


これでは又、バンクーバーオリンピックシーズンと同じ、浅田真央さんが、跳んでも跳んでも、盲目のジャッジが哀しい得点を付ける、


その上、転倒のジャンプとなれば、もはや、結果をそのまま受け入れざるを得ません。



~ ~ ~ ところが、何と ! ! !、そのフリーに、130,--点の点数が付いたではありませんか。 立派な金メダル、です。



私は、ブログ村の、幾つかのブログで見た、公正なジャッジを訴えるバナーを掲げる、というファンの、会場での行為が、一度は消失した希望を、現実に引き戻したのだ、と、本当にそう思っています。


浅田真央さんがインタビューで言った、“ファンの皆様の応援があって”、という ことば も、けして、型通りのものではなく、実際の、その出来事を指して言っていたのではないかと、そうも思います。


私は、今季のグランプリファイナルの浅田真央さんの金は、浅田真央さんと、彼女のファンとが一緒になって獲った金だと、そう言うことが出来るものだと、そういう風にも思います。



奇跡の演技を見せてきてくれたスケーターに、誰も、何か償いたい、出来ることがあるなら、させて頂く、そういう気持ちだということだと思う、


・・・・そうそう、オリンピックのメダル決定には、ファン投票も、加えて欲しいものだと思います。






前回、コピーをした、タラソワさんのインタビュー記事は、産経新聞 のコラム、「話しの肖像画」 に連載されていたものでした。 その筆者の 佐々木正明 さん が、彼のブログ ↓ に、その余話を載せていることを知りました。


Cool Cool Japan !!!


浅田真央さんについて、一般に報道されている中では伺い知ることの出来ない、彼女自身の真の魅力にも気付かせてくれる、そんな、タラソワ さん の ことば に接することの出来る記事だと、私は思います。


“私は、真央のことが、ただ 好き” だと云う、タラソワさんの、浅田真央さんを思う気持ちは、おそらく、私のその気持ちと、殆ど同質であると、私は感じています。


私はフィギュアスケートに直接関わる者ではないし、振り付けや衣装のデザインなどをすることは出来ません。 私は、只、浅田真央さんのスケートを見ることが出来るだけ、でも、タラソワさんは、浅田真央さんのスケートと、直に、そして、共に歩んで行くことが出来るのです。


“ただ 好き” という ことば を、タラソワさんが言う場合、それは、けして、第三者的で、空想的なものではありません。


よく、考えてみる、


タラソワさんは、浅田真央さんに、飽くことの無い魅力を感じている、生涯、忘れ得ぬ最高の美と、彼女は出会った、と思っている、


ただ、好き、というのは、そういう意味だと思います。



浅田真央さんが、オリンピックで金メダルを獲ろうと、獲るまいと、“ただ 好き” という気持ちに変わりがある筈はありません。


でも、今、浅田真央さんが、オリンピックで金メダルが獲れるように、出来ることは全てやろう、という気持ち、だと思います。当然ですが。


今季、女子シングルの選手の中で、タラソワさんが振り付けをしたのは、浅田真央さんだけなのです。


偶然や成り行きで、そうなったのではありません。


本当に、タラソワさんは、浅田真央さんが、オリンピックで金メダルを獲ることを願っている、ということなのだと、私は思っています。