私個人としては、マキシム・コフトゥン選手の、このフリーのプログラマは、グランプリシリーズの競技を見ていた中でも、とても気に入ったものの一つでした。
私は、浅田真央さんのみを応援していますから、他の選手、又、女子シングル以外のスケートの演技については、特に思い入れを持つことも、強く関心を抱くこともなく、漫然と見ているだけなのです。
それでも、フィギュアスケートの帝王が、その座を失墜することとなった・・・チャイコフスキーのピアノコンチェルトが、そういう時代の更新を示すような記念的なフリープログラマとなった、というような、ある意味事件とも言える事柄については、殊更の感慨を起こしました。
正直、マキシム・コフトゥン選手のチャイコフスキーは、プログラマの良さ程に、演技は優れてはいない、と感じています。 嘗て見た、帝王プルシェンコの演技のような、圧巻の滑り、という程の素晴らしさは、まだ、そこに見ることは出来ません。
ー ー ー ですから、今季に至っては、コフトゥン選手が上の順位に立ったけれども、その力としては、現実、全盛期のプルシェンコ選手には及んではいないのですから、真の意味で、プルシェンコ選手には、まだ勝ってはいないと、思います。
プルシェンコ選手はオリンピックへの出場を、この度の国内大会で、コフトゥン選手に優勝の座を渡したことで、諦めることにした様ですが、おそらく、ロシアの、フィギュアスケートを愛する人達は、プルシェンコ選手程の力を持たない選手がオリンピックに出て行くことに、残念さや我慢の気持ちがあるのではないでしょうか。
話しは少し飛躍しますが、こういう残念な気持ち、我慢、というものを、昨年末の全日本、男子シングルの競技で、私は嫌という程に感じてしまいました。
羽生選手、町田選手のプログラマが、私はけして、好きではないのです。
・・・・オリンピックでは、高橋選手に、日本人選手の中で最上位に上がって欲しいと、思っています。
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