もう、既に終了してしまったようですが、浅田真央さんも参加した、デニス・テンさんのアイスショーでの、米国のライサチェックさんの演技です。

なんと、「白鳥の湖」、です。

振付も、浅田真央さんの 2012-2013シーズンのフリープログラムの「白鳥の湖」とも、又、バンクーバーオリンピックシーズンの「鐘」とも、似たところがあって、きっと、タラソワさんの手が入っているに違いないと、私は思いますが、

・・・それにしても、大好きなタラソワさんの振り付け ~ 浅田真央さんのような動きがあるから、というだけでなく、惹き込まれるような、見栄えのするスケートで、意外な程、私は、見て、感激を覚えました。


これは、EX用のプログラムなのでしょうか?、・・・・いえ、競技の為につくられた、ショートプログラム、なのではないでしょうか。

ライサチェックさんが、ソチオリンピックの出場を辞めた理由や経緯を、私は全く知りませんが、でも、きっと、この「白鳥の湖」は、そのシーズンに、わざわざつくったものだったのではないか、と、私は、そう思えてなりません。

そして、もし、そうならば、こんな良いプログラムがありながら、競技に出て来なかった、というのは、勿体無いことだったなぁ~、と思います。



浅田真央さんは、今年の‘ザ・アイス’ でも、新しいプログラムをやると、先の記者会見で言っていました。

彼女のスケートにつまらないものなど一個もある訳がありません。 それも、ですから、競技の場で見られないのは、きっと、勿体無い、と思うことになるに違いないですね。


浅田真央さんが、カザフスタン の デニス・テン さんのアイスショー (5/29~) に参加する、というニュースは、もう、一か月程前から伝えられていました。

正直、私は カザフスタン という国については、何も知りません。

それで、カザフスタン と、デニス・テン さんを、ネット検索してみました。 そして、私としては、ちょっと、驚くことがありました。

2008-2009年、デニス・テン さんは、フリープログラムで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番を、而もタチアナ・タラソワさんの振り付けで滑っていたのですね。

YouTube に、動画もありました。
    

これは、あの、ロスワールド での演技動画です。 私は全く、記憶がありませんでした。 知らなかった、ということです。

きっと、テレビでは、彼のこのフリーの演技は放送されなかったのではないでしょうか。

浅田真央さんが、フリーで仮面舞踏会をやっていたシーズンの、世界選手権。 キム・ヨナ選手に呆れる程の高得点が出て、フィギュアスケートの採点の不可解であることを、多くの日本人が意識することとなった、あの大会です。


動画には、デニス・テンさんが、渾身の演技をし、そして、観客は途中から手拍子をし、終わると、前列に居る人達から先に、次々と立ち始め、スタオベとなった様子が映っています。

この時点では、デニス・テンさんには、自己ベストの点数が出て、彼は一位 ですが、最終的には、総合の8位でした。


 (ー ー 女子シングルと同じで、翌年のバンクーバーオリンピックで金メダルを獲った、ライサチェックさん (米国) が、一位でした)。


でも、点数や順位を二の次にして、その演技に最善を尽くす選手と、それを称えている人々で一杯になっている会場を、ここに見ることが出来ます。

ラフマニノフの曲には力があることも、よく分かります。

翌年に、浅田真央さんが「鐘」をやると聞いた時に、この ロスワールドのデニス・テンさんが創った感動を思い出した人は、果たして、私達の中に一人でも居たでしょうか・・・。

あの頃、「鐘」は暗い、ラフマニノフでは金メダルは獲れないと、そんな評判ばかりを聞いたように思いますが、そういう情報も、殆どが、デタラメだったのだと、私は、今更乍らですが、又、分かったような気持ちです。



この私のブログに、前にも掲載させて貰っている、佐々木正明 氏 の、最新の 「タラソワさん記事」 です。

氏の記事では、タラソワさんの人柄が伝わることばに接することが出来ます。 それは、日本の他のメディアには無いものです。 今回も、愉しく読むことが出来ました。

そして、あの浅田真央さんのソチの演技が 心に、涙と共に蘇りました。