そこまではやらない。『気分の良い日』③
『
いいお話しでした。
最後の数話は結構泣かされました。
本作は癒し系ホームドラマだからなのか、「韓国ドラマならここまでやるだろう」 ってところまでやらず、ソフトなところで留めてくれているようです。
例えば第26話。
主人公ソ・ジェウ(イ・サンウ)の母キム・シネ(イ・ミヨン)は、隣家の
なのでハン家の長女で薬剤師のチョン・ダエ(ファンウ・スルヘ) の結婚式に、彼女らを捨てた実父チョン・インソン(カン・ナムギル) が現れて式を壊すように画策するのです。
「これは苛つくな~。きっと修羅場になるな~。不快なドラマだな~」
と思っていると、そうはなりません。
ギリギリのところで、気づいたジェウによって父親の出現は回避されたのでした。
こんな感じで本作は、韓国ドラマによく出てくる腹立つ修羅場への展開が、うまく回避されて丸く収まっていく作品なのでした。
ここまでに、本作に登場するハン家の三姉妹をうち、長女チョン・ダエと次女チョン・ダジョン(パク・セヨン ) に触れてきました。
残るのは、一人だけ父の性を名乗れなかった末娘のハン・ダイン。
演ずるコ・ウリは、もともと人気ガールズグループ「RAINBOW」 (2016年解散) のメインラッパー() で、 『
「あの RAINBOW のウリが出る」 と話題になったくらいでした。
主人公ソ・ジェウの弟、歯科レジデントのソ・イヌ(ドンハ )。
本作中ではアドリブたっぷりで笑わせてくれるムードメーカーですが、彼に首ったけの令嬢がイ・ソイ。
演ずるのは、
最後に、ジェウの父親ソ・ミンシク(カン・ソグ)の後輩・・・というか自分はソ家の家族の一員だと思っている、独身貴族のナムグン・ヨン(ソン・チャンミン)。
彼に惚れてしまうのが、出版社勤務のイム・ジヘ(キム・ユンギョン)。
ジヘは、ダジョンの母で作家のハン・ソンジョン(キム・ミスク)の本の出版担当者です。
本作のキャストの何人もがそうですが、みなさん、こんなホノボノしたドラマとはずいぶん毛色の違う作品にも出演しています。
キム・ユンギョンもその一人。
『オクニョ 運命の女』 (原題
・・・あ~、『オクニョ』かぁ。
あれだけ 『