とても可憐なイ・ソヨン。『なんでウチに来たの?』③ | コワれるまで ALLORA

とても可憐なイ・ソヨン。『なんでウチに来たの?』③

ペンキぬり 『なんでウチに来たのはてなマーク (原題:我が家に(ウリヂベ )なぜ(ウェ )来たの(ワンニ)? 2008年)、観終えましたビックリマーク

イ・ソヨン、
とても可憐でした。

も~その一言。

ドラマ前半は
喧嘩上等。
酒癖の悪い
ワガママ
お嬢様。

そんなソヨンも
新鮮で
魅力的です。

ところが、
父親の会社が
倒産して
貧乏になったとたん、

あれあれ?

堪え忍ぶ
薄幸の女性に・・・


イ・ソヨンの2つの面を観られる、
ファンにはたまらない作品なのです。


性悪な女の代表格は 天使の羽根『天使の誘惑』(2009(Temptation of an Angel)年)のアラン。
邪悪な女の代表格は、かんざしトンイ(Dong Yi) (2010年)のチャン・ヒビン。

それでいて、こんな清楚な役柄も演じられるんですねぇ。
このドラマ、そんなイ・ソヨンの一面を観られて、ホントよかったです。


ちなみに、本作の翌年に演じたアラン。

同じイ・ソヨンですけど、内面の違いを感じさせる顔つき。
これが女優としての力量というものでしょう。


     ペンキぬり     ペンキぬり     ペンキぬり



このドラマ、最初はラブコメ。
面白いです。
ドラマ ラブラブ最高の愛~恋は(The Greatest Love)ドゥグンドゥグン~』(2011年)みたいな、突然の大爆笑という笑いじゃないけど、4角関係が絡み合う愉快なラブコメです。

でも、ただの男女関係の話ではなく、相手役のチョ・ギドン(キム・ジフン)が浮揚している末期ガンの母親と知恵遅れの兄と知りあい、家族愛というテーマも描かれていきます。

ところが、第14話で主人公ハン・ミス(イ・ソヨン)の父親が倒れ、第15話で父親の会社が倒産し、お嬢様じゃなくなってしまいます。

なんの取り柄もない、31歳のトロい女となったミス。
そんな彼女に残されたのは、アルツハイマー症となった父親と幼い弟。

このミスの家族とギドンの家族がひとつになり、私の心が聞こえる?(Can You Hear my Heart?)(2011年)よりももっともっと、暖かい最終回を迎えるのです。

『私の心が聞こえる?』も家族愛を描いたドラマでしたけど、企業乗っ取りのドロドロがキツかったし、主人公のポン・ウリを演じたファン・ジョンウムって全然不幸顔じゃないし(どんな顔???)

本作でも企業乗っ取りが描かれはしますが、ドロドロさはないです。
だから観てる側も、イライラせずに観ていられます。

トバッと泣けるドラマじゃないけど、最終話近くになると、なんだか涙腺緩みっぱなしのドラマだと思います。

イ・ソヨン、いい作品に出会いましたね~。




お金はなくても、愛と家族があれば・・・


     ペンキぬり     ペンキぬり     ペンキぬり



最後に、気になる男優、三女ウンスの恋人役のカン・イルホを演じたキム・ドンゴン。

まるでマネキン人情のような端正な顔立ち。
イケメンって、こういう人のことを言うのではないでしょうか。

(右は監察部のウングム

キム・ドンゴンは、『天使の誘惑』でもイ・ソヨンと共演します。