味を極める料理道具の飯田屋6代目、料理道具アドバイザーの飯田結太です。
お正月楽しんでますか!?
お節料理が大好きでお馴染みのぼくですが。
えっ、知らないって(笑)
今回はそんなお正月のお節(おせち)について書いていきます。
そもそも「おせち」という言葉は、もともと「お節句(おせちく・おせっく)」が変化したものだそうです。
正月にお節料理を食べるのは、
正月の大体3日間くらいは、女性がゆっくりと休養が取れるようにするためという風に言われているのですが、
本来は神様に捧げる節句料理という意味があり、
お正月の節句で神様がいらっしゃってるときくらいは、台所で煮炊きするなどして物音をたてたり、騒がしするのを慎むというところからきているそうです。
お節が重箱に詰められているのは、
「めでたさを重ねる」という縁起をかつぐためです。
飲食店やデパート、コンビニなどで売っているお節重は2~3段のものが多いのですが
本来は基本4段!
上から
一の重、二の重、三の重ときて
四番目は四の重と言わずに、与えると書いて「与(よ)の重」
「四」は「死」を連想させることから
縁起が悪いとされて使われてないんです。
昔から日本人は縁起かつぎを非常に大事にしてきました。
実は場所によっては幻の5段目こと「五の重」なるものがあります。
何が入っていると思いますか?
幻というくらいだから、スゴイものが入っているのかと思うことでしょう。
正解は
何も入れない!
えっ?
飯田屋ふざけんなーって?
いたって真面目なんです。
「五の重」は、一家・一族が繁栄するための富を入れるための場所がありますよー、と
あえて空にしておくことで縁起を担ぐための場所としてつくるのです。
だから五の重の中身は空っぽで正解!
ぼくもところどころで縁起を大事にしています。
昔の日本人たちが縁起担ぎを大事にする気持ちがわかる気がします。
それにしてもお節料理ってパッと見は少なく見えるのに
なんであんなに量があるんですかね(汗)
食べても食べてもなくならない!
美味しいんですけどね。
それでは皆様、良い料理生活を!
合羽橋で味を極める料理道具屋、飯田屋の飯田結太でした!



