9月18日、下桂御陵神社に「桂六斎念佛」を見に行った。
・「京都の六斎念仏」は「風流踊」の1つとして令和4年(2022)にユネスコ無形文化遺産に登録された。「桂六斎念佛」は、西京区の桂地域で継承されてきた。
・六斎念仏は、仏教の思想に基づく斎日のひとつで、古く六斎日(月に6日ある忌み日、精進潔斎日)に行われた念仏であるとされる。その歴史は古く、律令制における令にもこの日は殺生を禁じる規定がある。現在は、主に盂蘭盆や送葬に際して執行されている。
・鉦や太鼓で「はやし」、念仏を唱えながら踊る民俗芸能で、平安中期、空也上人が一般庶民に信仰をひろめるため始めたと伝えられてる。
・下桂御陵神社は、平安時代に冤罪を被り、不遇の死を遂げた貴人を祀る多くの神社の一つである。崇道天皇を祀った御霊神社、菅原道真を祀った北野天満宮など。ここ、下桂御霊神社の祭神は平安初期の能書家・橘逸勢。唐に留学し帰国後、伴之氏謀反(承和の変)に加わった疑いで追放、その途にて死亡。その後、都で災いが起こったため、876年、その霊を祀る本神社が創建された。桂離宮の北側に隣接しており、桂離宮を造営した桂宮家(八条宮家)とゆかりの神社、産沙神です。橘逸勢公は嵯峨天皇、空海と並ぶ日本三筆のひとり。
・当日は3つの演目が披露された。①法然踊り、②古典をもとにアレンジした「娘道成寺」、③定番の「四つ太鼓」。この神社のある地域の保存会の有志の方々が披露した。「娘道成寺」は、鮮やかな衣装の白拍子が太鼓を打ち、子供達を手毬に見立てた手踊りを披露し、やがて鐘の中に消えると鬼に変化する。子供は地域在住の小学生。かなり練習したようで、太鼓を打ち大人顔負けの演奏だった。
9月18日,我去了下桂御陵神社参观桂六斋念佛。
・“京都六斋念佛”作为“风流舞”之一,于2022年被登录为联合国教科文组织非物质文化遗产。《桂六斋念佛》在西京区桂地区流传着。
・六斋念佛是基于佛教思想的佛教日之一,据说是在六斋日(正精進潔斎日,每月哀悼六天)进行的念佛。 它有着悠久的历史,律令制度中有一项规定,禁止在这一天宰杀动物。目前,主要在盂兰盆和葬礼期间表演。
・唱着“hayasi”和念佛的同时跳舞敲锣打鼓的民间表演艺术。据说是平安时代中期的「空也上人」为了百姓在民间传播信仰而开始的。
・下桂御陵神社是供奉平安时代被诬陷而不幸身亡的贵族的众多神社之一。供奉崇道天皇的御灵神社、供奉菅原道真的北野天满宫等。下桂御陵神社供奉的祭神是平安时代初期的书法家橘逸勢。他留学唐朝后回到日本,因涉嫌参与伴之氏的叛乱(承和事件)而被驱逐,并死于途中。之后京城发生灾难,公元876年,修建正殿以供奉这位神灵。 这在桂离宫的北侧,是産沙神,与建造桂离宫的桂宫家(八条宫家)有关。 橘逸勢公是与嵯峨天皇、空海并列的日本三大书法家之一。
・当天进行了三场演出。 1) 法然舞,2) 少女道成寺,基于古典音乐的编曲,以及 3) 经典的四太鼓。 这是由该神社所在地区保护协会的志愿者进行的。 在《少女道成寺》中,穿着鲜艳服装的白拍子敲着鼓,孩子们用手鞠表演手舞,然后消失在钟声中,变成了恶魔。孩子们是居住在该地区的小学生。 看来他练习得不少,打鼓的表现不亚于任何成年人。