肥満、便秘、高血糖、高血圧、高脂血漿に桑葉。皮膚のアンチエージング、肌荒れに生絹エキス。 NPO法人 日本マルベリークラブ -2ページ目

発生した二酸化炭素は呼気になって出ていく

ソーコ(桑子)さん
「大腸に届いたオリゴ糖とか食物繊維は腸内細菌に消化され代謝されて、短鎖脂肪酸をつくりますが、これらの最終産物は二酸化炭素でしょ。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。二酸化炭素になります。」


ソーコ(桑子)さん
「二酸化炭素は、これ以上代謝できませんから、どんな運命をたどるのですか。オナラになって出ていくんでしょうか。」

マルベリー(桑)先生
「いや、そうでもないんですよ。一部はオナラに含まれるかもしれませんが、二酸化炭素は血液によくとけますから、血液で全身に運ばれると見たほうがよいでしょう。」


ソーコさん
「あら、そうしたら、身体中が二酸化炭素で満たされることになるんですか。」

マルベリー先生

「そんな風に見えますが、実は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが持つ酸素と入れ替えて肺に運ばれて、呼気として排泄されてしまいます。」

酪酸発酵が肥満を解消する

ソーコ(桑子)さん
「ペルオキシソームは脂肪の代謝をするんでしたね。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。ペルオキシソームの中では、脂肪酸の酸化的分解が進行するんです。」


ソーコ(桑子)さん
「脂肪酸のβー酸化のことですね。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。脂肪酸がβー酸化されて、だんだん炭素数が減っていくんです。」


ソーコさん
「そうして、最終的には、ミトコンドリアで二酸化炭素にされてATPができるんですね。」

マルベリー先生

「結局、ペルオキシソームとミトコンドリアですべて酸化されてしまいますので、脂質の溜め込みがなくなって、ダイエット効果が出てくるんです。大腸の中で酪酸を作って、細胞の中のペルオキシソームの数を増やす、オリゴ糖や食物繊維をたくさんとることで、痩せることになるんです。」

桑の葉を飲むと尿酸値が低くなる

ソーコ(桑子)さん
「桑の葉にはグルコシダーゼという酵素の活性を阻害する物質DNJが含まれていますから、糖尿病に桑の葉がよく効くんですよね。」

マルベリー(桑)先生
「そうなんです。でもね、グルコシダーゼの活性を阻害したためにできるマルトース(グルコースが2個つながった2糖、水あめ)や消化されなかった砂糖が大腸へ行って、腸内細菌の餌になって短鎖脂肪酸に変えられるので、いろんな作用が認められるようになったんです。」


ソーコ(桑子)さん
「短鎖脂肪酸のうち酪酸にペルオキシソームの数を増やす作用があるんですね。」

マルベリー(桑)先生
「そうなんです。ペルオキシソームは脂肪の代謝をしているんですが、プリン体の代謝もしているんですよ。」


ソーコさん
「酪酸の作用でペルオキシソームの数が増えて、プリン体の代謝も活発に行われるようになったら、ひょっとして、尿酸も減って、痛風の痛みから解放されるのではないでしょうか。」

マルベリー先生

「江戸時代に書かれた『救民妙薬』には桑の葉が痛風に効くって書いてあるだけなので作用機構はわかりません。桑の葉を飲んでいると酪酸が増えるわけですから、桑の葉を飲んでいれば痛風もよくなるという話はあながちウソではないかもしれません。」

痛風に桑の葉が効く?

ソーコ(桑子)さん
「ペルオキシソームは脂質を代謝してくれるんでしたね。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。代謝するのは脂質だけではなく、アミノ酸を代謝するし、プリンの代謝もします。」


ソーコ(桑子)さん
「プリンって?プリン体ゼロを謳ったビールが売られていますね。あれのことですか。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。痛風の原因物質ですね。」


ソーコさん
「痛風になると節々が痛くなるんでしたね。痛風の人でも安心して飲めるビールって訳ですか。」

マルベリー先生

「江戸時代の本に『救民妙薬』というのがあるんですが、桑の葉が痛風に効くって書いてあるんですよ。本が出版されてから今日まで証明は無いのですが、桑の葉って飲んで悪いことはありませんので、試してみる価値はあるでしょうね。」

野菜を食べる、できれば桑茶も、が一番

ソーコ(桑子)さん
「短鎖脂肪酸、とりわけ、酪酸の効用がよくわかりました。」

マルベリー(桑)先生
「野菜を食べることの意味は、あんまり考えてこなかった、というのが現状なんでしょうね。」


ソーコ(桑子)さん
「たしかに、野菜を食べろ食べろと言われますが、何のためって、考えさせられます。」

マルベリー(桑)先生
「そうですね。ビタミンやミネラルを取るために野菜、でしたよね。」


ソーコさん
「ところが、もっと大事なことがいっぱいあるんですね。」

マルベリー先生

「野菜をきっちり食べておくことは、健康にとって非常に大事なことなんですね。病院通いをしている人がたくさんおられますけど、野菜を食べていればずいぶん減るとおもいますね。簡単なことです。食事に先立って、まず野菜を食べるのが正解なんですね。」

桑茶を飲んで腸内細菌を増やし短鎖脂肪酸をいっぱい作ろう

「短鎖脂肪酸がお腹の中でたくさんできると、お腹は快調になって、すべてがうまくいくようになるんですね。そのためには、まず、オリゴ糖ですね。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。まず、オリゴ糖です。」


ソーコ(桑子)さん
「オリゴ糖があれば、腸内細菌は急速に増殖してくれるし、短鎖脂肪酸もたくさん作ってくれる。」

マルベリー(桑)先生
「でも、食品からオリゴ糖を着実に摂るのは、なかなか難しいですね。」


ソーコさん
「それで、桑茶を飲むのがいいわけですよね。」

マルベリー先生

「そうなんです。桑茶を飲んでいるとデンプンが未消化になってできるマルトースとか、また、砂糖も未消化になって、これらが大腸でオリゴ糖の役割をはたしてくれるんです。食事の初めに桑茶を飲んでおけば、確実にオリゴ糖を大腸に送り届けることができます。」

酪酸がなければたちまち便秘です

ソーコ(桑子)さん
「酪酸って、たしか大腸上皮細胞のエネルギー源でしたね。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。大腸は酪酸を吸収できなくなると、元気がなくなるんです。」


ソーコ(桑子)さん
「酪酸を吸収できないというより、吸収したい酪酸が大腸に無いという状態ですね。」

マルベリー(桑)先生
「食物繊維以外の栄養源は、小腸で全部消化・吸収されてしまいますから、野菜を食べていないと酪酸ができませんから、大腸上皮細胞はエネルギー源を吸収しようにも吸収できなくなってしまうんです。」


ソーコさん
「それは困りますね。エネルギー源の酪酸がないわけだから、例えばぜん動運動ができなくなるわけですね。」

マルベリー先生

「そうなんです。ぜん動運動ができないと、たちまち便秘になってしまうんですよ。」


お腹の中で酪酸を作ればいいんです

ソーコ(桑子)さん
「酪酸を飲むってよくないのですか。どうして酪酸入りのサプリはないのですか。」

マルベリー(桑)先生
「それはね、臭いのせいですよ。」


ソーコ(桑子)さん
「オナラとか便、それに糠床とかの臭いのせいですか。それじゃぁ、カプセル入りの酪酸を作ればよいのではありませんか。」

マルベリー(桑)先生
「そのアイデアもダメでしょうね。われわれの呼気には結構胃の臭いも含まれていますよ。胃の調子が良くないと、胃の臭いが口に出てきて、強い口臭があるようになります。」


ソーコさん
「それは困りますね。何とか酪酸が摂れるようにしたいですね。」

マルベリー先生

「それは、やはり、オリゴ糖を食べて、野菜も食べる。それをもっと確実にするため、桑茶も飲む、これだけやれば大腸での酪酸発酵は盛んになりますよ。大腸にいろんな種類の酪発酵菌を送り込むために、糠漬けを食べるのも重要ですよ。」

酪酸入りのサプリはありません

ソーコ(桑子)さん
「食物繊維をたくさん食べて、大腸にいる酪酸生産菌に酪酸を作らせたり、バターのように酪酸が含まれている食品を食べることによって、身体の中で酪酸によいことをたくさんしてもらうってことが非常に大切なんですね。」

マルベリー(桑)先生
「そうです。酪酸には、脂肪の代謝を引き受けている細胞内小器官ペルオキシソームの数を増やす作用がありますね。その他にも、悪玉菌増殖抑制、食欲抑制、肥満予防、糖尿病予防、免疫機能調節、がん予防などの作用がありますから、身体の中に酪酸が充満するようにしたいものです。」


ソーコさん
「そんなにいろいろ良い作用があるのなら、思い切って酪酸を直接飲んだらいいんじゃないですか。」

マルベリー先生

「それは、すぐ誰でも考えつくことですね。だけど、ネットで酪酸入りの健康食品を調べてごらんなさい。酪酸菌入りの健康食品はあっても、酪酸入りの健康食品はありませんよ。」


ペルオキシソームの不具合で非アルコール性脂肪肝に

ソーコ(桑子)さん
「ペルオキシソームなんて聞いたことがない器官ですけど、小さな小さな細胞の中にもちゃんといろんな器官があるんですね

マルベリー(桑)先生
「細胞は生命の最小単位ですから、いろんな器官が備わっていて条件を整えてやれば1個の細胞だけでも生きていけるんです。生きていくための器官が全部備わっているって訳ですよ。」
  
ソーコさん
「生命の不思議ですね。」

マルベリー先生 
「細胞の中で脂肪を代謝するのはペルオキシソームですから、大切にしないと大変なことになることもあるんです。」


ソーコさん
「先生がおっしゃっているように、桑茶を飲んで、野菜をいっぱい食べて、お腹の中で酪酸発酵菌に活躍してもらって、脂肪をどんどん代謝していただくようにしなければいけないんですね。」

マルベリー先生

「その通りです。そうでないと、例えば肝臓の細胞のペルオキシソームが不具合になったりすると、非アルコール性脂肪肝になったりするんですよ。桑の葉や野菜って非常に大切なんです。」