経営していくうえで
商売していくうえで
戦略を、考える。
先日、前職の時の私のやり方や考え方を自分なりに書きまとめてみた。
正直、前職の時は、戦略は考えてなかった。
〜スナック メンバーズ経営法〜
メンバーズという紹介制を徹底していた。
ご紹介がないと入れません、という
既存のお客様への特別感と新規のお客様への興味を同時にアプローチ。
ただし、どこでご縁になるかは
わからないので
ご縁がありましたらよろしくお願い致します、と丁重に丁寧にお断りする。
低料金で時間無制限
入ってみれば条件はそう、たいしたことない。
しかし、接客も丁寧で会話もしやすく
ゲームをしたりカラオケしたり
なによりもお客様がいい方ばかりなので
その人にとって
また行きたくなる
楽しい空間であったと思う。
ママが配慮していたこと。
①いらっしゃる1組1組のお客様の今日の気分。
騒ぎたいのかシッポリ飲みたいのか
お仕事の接待モードなのか
それによって
席や女の子のつき方も変わってくる。
ここで大切なのがスタッフの女の子。
盛り上げ上手や聞き上手、オールマイティーにこなせる子など
それぞれにあった女の子を配属する。
その時その時の采配によるが、
席に付いてみたものの
女の子のその日の気分や相性もあるので
そこには気を配る。
(スタッフとはいえ、プロとはいえ、人間なので多少は気分も関係してくる。)
気を配るもう１つが、席。
席は、お客様同士のトラブルにもなりかねないので特に注意が必要。
初めてのお客様やご紹介のお客様の場合は、
基本的にママが1番最初に名刺をお渡しし、まず接客してタイプや雰囲気を観察する。
それから、女の子の配属を決める。
基本的にママはその日のご来店の全組に一度はご挨拶につく。
そう心がけていたし、スタッフ女の子にもそれは伝えていた。
ざっと、こんな感じで毎日意識していたし、
理念であり自分の中のお店を、スタッフをお客様を、"守る"。
結果それが自分や家族を守ることだと
思ってやっていた。
これを戦略や理念といわれれば、そうかもしれない。
だけど、これは誰から教えてもらったわけでもなくやっていたし、考えたこともなかった。
だだ、毎日一生懸命。
ここに私なりのヒントもある。
誰かを何かを守るため
それが自然に知恵の湧いてくるものの１つかもしれない。