日本人のための近現代社会 -25ページ目

日本人のための近現代社会

主に日本近現代史を日本人の立場から分かりやすく解説した動画をあげています。日記は投資について書いていきます。

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 前回の動画で日本を戦争に引きずり込みたかった英米の突きつけたハルノートによって、日本は奴隷になるか餓死するか戦争をするかの3択を迫られたという話をしました。今回はその間の日本国内での動きについて話をしていきます。

動画解説

ニコニコ http://www.nicovideo.jp/watch/sm29749892

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=vkRJRj_yq_4

 

 1941年8月、近衛首相は険悪状態にあった日米関係を改善するための最後の手段としてルーズベルト大統領に首脳会談を申し入れます。ところが、この時こともあろうにルーズベルトはイギリスでチャーチルと会談をしていたんですね。しかもその内容は前回解説したように、アメリカが第二次大戦に参加するために日本を戦争に引きずり込む事でした。ですから当然近衛首相の申し入れは冷たくあしらわれ、会談が実現することはありませんでした。アメリカからしたら日本と戦争することは決定事項なわけですから、話す事はないわけです。

 

 こんな状況で9月には天皇陛下も出席した御前会議が開かれる事になります。この会議では「日本はこのまま上手くいくあての全くないアメリカとの交渉を続けるか、見切りをつけて戦争に入るか」が話し合われました。そして、「平和的外交の努力を尽くすが、10月末までに交渉成立の目処が立たない場合には自存自衛のため対米開戦もやむなし」という結論に至ります。石油が輸入できない状況でいたずらに時間をかけてしまったら備蓄も無くなってしまいますから致し方ない決断だったんだろうと僕は思います。

 

 この時、昭和天皇は「よもの海 みなはらからと思ふ世に など波風の たちさわぐらむ」という明治天皇が作られた歌を自らお読みになったんだそうです。意味としては、「四方の海はみな同じ人間であり、家族であり兄妹だと言うのにどうして争いのなみかぜがおこってしまうのだろうか」というようなものです。

 

 これを聴いた閣僚たちはうつむいて誰も何も言えなくなってしまった。陛下が平和を望む気持ちはみんなが分かっていました。しかし、アメリカの日本への挑発行為はもうどうしようもない所まで来ていて、平和外交の努力を尽くすとは言っても戦争せざるを得ないであろう事も同時に分かっていたわけです。だからみんなうつむいて涙をこらえ何も言えなくなってしまったわけです。気持ちは痛いほど分かりますよね。しかも戦う相手は世界最強のアメリカとイギリスです。国力を比べれば日本の100倍ですよ。そんな相手と戦って勝たなければならない。この時の閣僚の苦しみは想像を絶する物がありますよね。

 

 そんな沈黙の中、昭和天皇は軍令部総長だった長野修身に発言を求めます。この時の発言がまさに当時の日本の苦しい状況を代弁したものでした。「アメリカの主張に屈服すれば亡国必至であるとのことであったが、戦うもまた亡国であるかも知れない。すなわち戦わざれば亡国必至、戦うもまた亡国を免れぬとすれば、戦わずして亡国にゆだねるは身も心も民族永遠の亡国であるが、戦って護国の精神に徹するならば、たとい戦い勝たずとも祖国護持の精神がのこり、われらの子孫はかならず再起三起するであろう。統帥部としてはもとより先刻申したとおり、あくまで外交交渉によって目的貫遂を望むものであるが、もし不幸にして開戦と決し大命が発せられるようなことになるならば、勇躍戦いに赴き最後の一兵まで戦う覚悟である

 

  当時の人種差別当たり前の世界で、日本が戦わずしてアメリカに屈するという事は日本人を含めた有色人種が全て白人の奴隷になることを意味しました。だから戦わなければ亡国なわけです。しかし、戦ったとしても国力100倍の2国を相手にするわけだから負ける可能性の方が高い。だから戦っても亡国なわけです。しかし、何もせずにただ屈服してしまえば民族の誇りも無くなり、完全なる奴隷となってしまう。そうなるくらいなら、戦って国を守る気概を子どもたちに示しておけば、たとえ戦って勝つことはできなくても日本人の心は残る。これさえしっかり残しておけば、私たちの子孫は必ずや日本を復活させてくれるだろう。

 

 このような悲壮な決意で戦争へと向かっていったわけです。そして300万人近い方がこの戦争で日本を、家族を守るために亡くなられました。さて、ここでいう子孫って一体誰の事でしょうね。そう、今を生きる私たちですよ。僕たち私たちはこうした先人達の想いに恥じない生き方ができているだろうか。時々でいいからこうしたことに思いを馳せ、自分の生き方を考えてみるってのは大事なことだと僕は思います。今回はホントは真珠湾攻撃も一緒にやる予定だったんですが、長くなってしまったので2回に分けました。次回はホントに真珠湾攻撃の話をします。読者登録および、チャンネル登録、お気に入り登録をよろしくお願いします。

 

動画に使った画像の一部

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93回の動画で日本はアメリカに対日戦争を断念させる目的で日独伊三国同盟を結んだという話をしました。今回は大東亜戦争前のイギリスとアメリカの動きについて話をしていきます。

動画解説

ニコニコ http://www.nicovideo.jp/watch/sm29707812

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=ziTg3Za9EYs

 

 第二次大戦のヨーロッパ戦線が始まると、フランスはドイツにあっさり降伏し、イギリスは危機に陥ります。そこでイギリスは第一次大戦の時のようにアメリカに味方についてもらうことで戦いを有利に進めようとします。ルーズベルトとしてもイギリスが負けたら次はアメリカがドイツと正面から戦わないといけなくなるため、イギリスが頑張ってるうちに参戦してアメリカ本土に被害が来ないようにしたいと思っていました。

 

 しかし、当時のアメリカの世論は戦争反対であり、絶対に戦争に参加しないと言って大統領選挙に当選したルーズベルトとしては簡単にOKすることはできません。

 そこでチャーチルは何を考えたか。ドイツと同盟を組んでいる日本がアメリカと戦う事になればアメリカがドイツへの戦争に参戦してくれるじゃないかと、こう考えたわけです。そこでアメリカとイギリスはオランダや中国を仲間に引き入れてABCD包囲網を作って日本への経済封鎖を行い、日本がどこからも石油を輸入できない状況を作り上げます。こうなると資源が全く出ない日本はどうにもなりません。

 

 当然、日本は外交努力で何とかして経済封鎖を解除してもらおうと譲歩に譲歩を重ね交渉を続けます。しかし、そもそもイギリスやアメリカの目的は日本を戦争に引きずり込む事なわけですから聞く耳なんか持ってくれるわけがありません。よく左の人たちが戦争とか軍事ではなく外交努力を大事にしろって言いますよね。僕に言わせれば外交努力なんてのはやって当たり前で、それでもどうにもならないから戦争という悲しい事態になっちゃうんですよ。そもそも戦争が目的の相手に外交努力で戦争回避ってどうやってやるんですか。相手より強い軍事力を持って思いとどまらせる以外に無いじゃないですか。

 

 そんな状況ですから日本の外交努力もむなしく1941年11月、アメリカは日本に対しハルノートを突きつけます。この内容がとんでもなくひどかった。それまでの日本の日米関係改善のための外交努力を全て踏みにじり、アメリカの要求だけを一方的に押し付けるだけのものだったんですね。

 

  特に大事なのは全10項目中3項目です。

①日本は中国とフランス領インドシナから軍と警察を即時撤退させる事

②中国において蒋介石政権を支持し他の政権を否定する事

③日独伊三国同盟を破棄する事。この3つです。

 

 1つ目の中国からの撤退については、いきなり軍と警察がいなくなってしまったら通州事件のような悲惨な日本人虐殺事件が起こる事は目に見えていました。ですからアメリカとの外交交渉で撤退時期について8カ月もの間交渉を続け、ようやく着地点が見え始めていました。にもかかわらず、いきなりいますぐ撤退しろと理不尽な事を言ってきたわけです。

 次に蒋介石以外の政権の否定というのは要するに満州国の否定です。これは当時の日本からしたら絶対に認められませんでした。だって満州国が無くなるという事は北のソ連の脅威に対抗できなくなるという事です。言い換えるなら日露戦争以前の危機的な状況に逆戻りという事になります。アメリカもそんなことは分かっていましたから、交渉段階では満州国の存在は認めるような態度を取っていました。

 さらに、ABCD包囲網によって厳しい状況に追い込まれた中で3国同盟まで放棄するという事は「日本は世界の誰とも組むな。1人で餓死しろ」と言ってるようなもんですよ。

 これだけの無理難題を吹っかけた上に、インドシナの領土問題で多国間協定を結べという時間稼ぎとしか思えない事まで要求しています。時間がかかればかかるほど日本の石油の備蓄が減ってアメリカが有利になりますからね。

 

 ちなみにアメリカはハルノートが受け入れられない事は分かっていましたから、突きつけた翌日にはルーズベルトから戦争準備に入るよう軍に命令がいっています。つまり、ハルノートというのはアメリカから日本への実質的な宣戦布告だったわけです。

 そしてアメリカの狙い通り、日本に先制攻撃をさせてそれを都合よく捻じ曲げて報道することで国民世論を戦争へと導き、第二次大戦に参戦する事に成功したわけです。

  当然、このハルノートの内容はアメリカ国民には知らされず、真珠湾攻撃のみが大々的に報道され、対日戦争は正当防衛だとアメリカ国民を騙していたわけです。これが「リメンバー・パールハーバー」の現実です。

 

という事で次回はハルノートから真珠湾攻撃至るまでの様子を解説していきます。読者登録および動画のチャンネル登録、お気に入り登録をよろしくお願いします。

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 今回は5の倍数回という事で歴史から離れまして90回の記事でした右翼と左翼の話の続きをしていきます。90回の動画をまだ見ていない方はぜひ、そちらを先に見ていただけると助かります。

動画解説

ニコニコ http://www.nicovideo.jp/watch/sm29662991

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=bq1rJxomWj8

 

 90回の動画で左側の主張が、「戦争で死にたくないよね?だから安保法案を潰せ!」みたいに分かりやすいのに対して右側の主張は安保法のリスクとリターンを説明をしないと分かってもらえないという話をしました。

 

 ですから当然、左側の人たちの宣伝方法としては明確で分かりやすい主張をできるだけ広く色んな人達に聞かせまくるという方法を取ります。よくわからんラップまで出してきてとにかく人の耳に残そうとするわけです。戦争法とか安倍はヒトラーとかレッテルを貼りまくるからシールズなのかな?

 これに対して右の人たちは講演会だったり、演説会みたいな形で説明して分かってもらおうとします。しかし、戦前の日本ならいざ知らず、戦後政策によって意図的に政治的無関心が広がってしまった今の状況では演説やった所で聞いてくれる人が少ないんですよ。これが一番の問題点ですね。都知事選での桜井誠氏の演説ではたくさん人が集まっていましたが、それでも無関心な人の方が圧倒的多数なのが現実です。

 

 さてここまでは苦しい現状だけど右頑張れという話でしたが、別に左はいらないってことではありません。

 例えば、65回動画で紹介した田中正造という人物がいますが、この尊敬すべき人物は足尾銅山での公害の惨状を訴えて地元住民のために活動をしていますから間違いなく左の人です。右の人達は足尾銅山のやばさを知ってはいても閉山しちゃったら対外貿易赤字がとんでもない事になるため黙認していましたからね。この両者はどちらか一方が正しいとか間違ってるとかいう話じゃないですよね。どっちの言っている事も間違っていないから、足尾銅山を閉めるわけにはいかないけど、代わりに現地住民にはそれなりの賠償をしましょうという話になるわけです。左側の人がいなければ地元住民はただ苦しめられるだけになってしまいますし、右側の人がいなければ国家そのものが破たんしてしまう事になります。つまり、どっちも正しいしどっちも必要なんです、根本が愛国であればね。

 

 さて、ここで察しの良い方は気付いたかもしれませんが、左側の勢力には必ずと言っていいほど賠償とか補てんとか言う形で「お金」が絡んでくるんです。これが問題をこじらせます。もちろん、実際に迷惑を受ける人への補てん金なんかは必要なんですが、悲しい事に金の匂いを嗅ぎつけて外からやってきて騒ぎまくる連中ってのが必ずいるんです。地元住民にとってもたくさんの人が運動を盛り上げてくれた方が世論も動きますし、良い方向へいく可能性が高まりますから始めは歓迎すると、こういう事になるわけです。

 

 ですから左側の勢力というのは右に比べて、金に釣られた連中が入り込みやすいという面があります。だから気をつけなくてはいけないんです。水俣病の認定がなかなか進まないのだって理由はこれですよ。ホントは被害者にきちんと賠償するのが当たり前なんです。ところが、金目当ての自称被害者がいっぱい紛れ込んでいるわけですから認定基準をある程度厳しくせざるを得ない。結果として本当に被害者なのに認めてもらえないケースも出てきていると、迷惑な話ですよ。

 

 その上、今の日本では外国の工作活動を取り締まる法律がほとんどありませんから、中国とか韓国が自分たちの国益のために社会的弱者の味方のフリをして喚き散らしているケースがたくさんあります。まぁ沖縄の基地問題なんかでは外からやってきた連中がやりたい放題やりすぎて地元住民からも煙たがられてる現状がありますが、なぜかそういった現実が報道される事はありません。

 

 今回の話で何が言いたいかっていうと、右と左の考え方っていうのは本来どっちも必要なものなんです。しかし、今の左の勢力には本来の愛国左翼的な人がいないとまでは言いませんが、金目当てのクソ野郎とか中韓層の味方みたいな連中が入り込みすぎていてまともに機能していない状態だってことです。こんな状態だからパヨクはいらないとか言われてしまうんですよ。しかし、何度も言いますが愛国左翼は必要なんです。売国左翼は・・・祖国へお帰りください。

 

次回は日米開戦の引き金となったアメリカが提示してきたハルノートについて解説します。読者登録および動画のお気に入り登録・チャンネル登録をよろしくお願いします。

 

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 前回、大政翼賛会について話をしました。その時に別に日本が独裁になってしまったわけではないよって話をしました。で、ちょうどこの時期に日本ではファシズムが強くなってきたってよく言われるじゃないですか。今回はこのファシズムについて話をしていきます。

最近、動画でくまモンのぬいぐるみを相棒にしていますがいかがでしょうか?

動画解説

ニコニコ http://www.nicovideo.jp/watch/sm29616158

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=A17zmADN68U

 

 まず聞きたいんですけど、ファシズムって一体何なんですか?と聞かれてこういうものがファシズムですって明確に答えられる人っていますか?

 元々はイタリアのムッソリーニがファシスト党という政党を作った事から始まる言葉なんですが実は、このファシズムという言葉にははっきりした定義がないんです。

 

 辞書をひいても①軍国(侵略)主義②全体主義・社会主義③一党独裁・議会の否定のようにあるんですが、辞書によってバラバラです。

 アメリカやイギリスは悪のファシズム国家と戦ったんだという事になっていますが果たして本当にそうなのか。

 

 1つ目の軍国(侵略)主義、これに関しては、当時の先進国はすべて当てはまります。弱ければ侵略されて植民地にされてしまう時代ですからね。軍国主義でないと生き残れなかったわけですから当然です。侵略に関して言うなら世界最強の侵略国家はイギリスやアメリカですよ。

 次に全体主義。これも先進国全てに当てはまります。自分たちが生き残るための挙国一致の戦時体制作りというのは第一次世界大戦以降当たり前になっていますからね。アメリカもイギリスもメディアをフル活用して自己正当化をし、戦争のための世論作りをやっています。社会主義に関しては当時明確に社会主義を掲げていたソ連も、ニューディール政策という社会主義色の極めて強い政策をやったアメリカもファシズムとは言われないっていう意味不明っぷりですよ。

 最後に一党独裁、議会の否定ですが、これも前回解説したように日本では行われていないですよね。やってたのはソ連とドイツくらいのもんです。日本も議会なんて形だけだったんだから独裁だという人がいますけど、なんで議会に力の無い事実上の独裁国家で戦時下に内閣が総辞職するんですかね。力も何もない議会の不信任なんて無視すればいいじゃないですか。そもそも独裁国家だったら不信任決議なんてもの自体が出ませんよね。中国とか北朝鮮で将軍様の不信任なんてやってみてくださいよ。間違いなくこの世から解放されてしまいます。日本は独裁国家だったんだと頑なに言う人はぜひこのあたりについて僕に理解できる説明をしていただきたい。

 

 さて、こういったファシズムと言われるものにすべて当てはまっている国ってのはハッキリ言ってドイツとソ連くらいのもんなんですよ。でも英米はソ連と同盟を組んでしまったから共産主義という名前ならOK。だけどドイツのファシズムは悪だ。そのドイツと組んでいるんだから日本もファシズムで悪だというこじつけにすぎないわけです。

 つまり、日本はドイツと組んで戦ったからファシズムだと言ってるだけなんです。ファシズムなんて言葉は、ファシズム=悪と決め付け、悪と戦った正義の味方アメリカ合衆国と言いたいがための戦勝国の造語なんですよ。だから定義すらあいまいなんです。明確に定義なんてしたら当時の先進国はみんなファシズム国家になってしまいますからね。だから言葉のイメージだけで悪と決め付けているわけです。じつにくだらない。

 

日本やドイツがファシズムでソ連やアメリカやイギリスは違うというのであれば、ファシズムの定義は1つしかありえないでしょう、敗戦国です。

 

次回は90回の動画の続きで「右翼と左翼②」をやってその次に日米開戦の引き金になったハルノートについて解説します。チャンネル登録・お気に入り登録をよろしくお願いします。

 

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