こちらの患者様、一目瞭然。
目の下にぽよっととびでる部位と、線状に凹んでいる部分があることで、目の下に影ができ、年齢以上に老けてみえてしまう状態です。
とびでている部分と凹んでみえる部分の差で、ますます凹凸が目立ってしまうのです。
飛び出ている部分をeye bagとよび、
その正体は年齢とともにひきのばされ、ゆるんでしまった眼輪筋と、その下にある眼窩脂肪が突出してきたことによりできます。
凹んでみえる部分は、tear troughとよばれる靭帯です。
ここは骨膜にくっついているため、手術で剥離する操作が必要となります。
また、剥離操作を行なったとしても完全には消えないです。
このような目の下エリアの凹凸はいろいろなアプローチがあるので、いくつか治療法のメリットやデメリットを挙げて案内しています。
そのうち、手術は仕事を休めないからできない、というかたには、ヒアルロン酸製剤で凹凸をなだらかにします。
ヒアルロン酸注入で良い仕上がりを目指すには、
適正な部位に、適切な濃度の製剤を、
適切な量、注入すること！
これらが大切です。
しかし、、、金銭面で折り合いがつかない場合、、、少量だけ注入して、終わるしかない場合もあります
こちらの患者様は、
まさに「手術はふみきれない、ヒアルロン酸製剤は料金面で少ない量しかいれられない」そんな条件でおこないました。
目の下から頬骨全面、骨膜上に0.5ml注入をしました。
0.5mlでややふくらみの突出が減ったようにみえるかな？といった印象です。
本来ならばヒアルロン酸製剤は最低でも1.0ml-2.0mlは必要でしょうね
このように料金面で難しいかたはご相談に応じてヒアルロン酸注入は行いますが、、、
結局、物足りなくて、追加で注入をしにこられることになるので
よくご検討いただければ、とおもい、今回、啓蒙の意味でアップしました。
ヒアルロン酸量は過剰にいれてしまうとパンパンにふくれた顔になりますが、足りないと凸凹がめだったり、満足度が乏しくなります。
なぜ、主治医が、そのヒアルロン酸製剤をつかうのか、なぜ、その量をおすすめしてくるのか、そこをよく考えていただけるびとおもいます。
写真の提供をありがとうございました。
【金額】ヒアルロン酸は1.0ml 80,000円で行っております。
今回は特別に、患者様の要望にあわせて、半分量を半額で行なっております。
【ヒアルロン酸注入の注意点】
アレルギー反応(即時型、遅延型),感染、左右差、
内出血、浮腫み、硬結、血流障害、塞栓症などの可能性があり