物質中心の世界④ 心は脳の作用に過ぎない? | kitani1のブログ

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脳科学者は心は脳の作用によるものと言っている。

また、脳のある部分を刺激すると死後体験をするそうだ。これは脳のどのような作用によるのだろう。


脳科学者は多くの成果を現在紹介している。

しかし、これは脳に心があると言う証明になっていない事を、ご存じだろうか。

確かに、心の作用が電気信号で関知できたり、脳内物質によって心の変化を観測できたりしている。しかし、心を明確に作り出したり、どのように記憶が納められているのか誰も示していない。もちろん物質を組み合わせて、架空の記憶を造る事もできていない。

例えばパソコンをさわっている人は、パソコンに全てのデータがあるとは誰も思っていない。パソコンだけで表示が変わっているとも思っていない。背後にインターネットの仕組みがあることを知っている。

前回紹介した、前世の記憶はどこにあるのだろう。

また、死後体験は脳にあるとすると、進化の過程でなぜ造られたのか疑問となる。機械である生物には、死んだ後の事は必要ない。壊れたら終わりだ。増殖(繁殖)すること自体機械にとって何の意味があるのだろう。たまたま説だけの説明では無理がある。たまたまなら確かな確率を示すべきだろう。


さらに、心臓移植によって、元の心臓の持ち主の性格等に影響される事も紹介されている。これについて、学者は、いろいろ仮説を立てるが証明できていない。言い直せば感想文の類いだ。


また、ある人は、日にちを指定されるとその日にあったことが人生の全ておいて思い出せるそうだ。普通の人は、その記憶はあるが、取り出せないだけだそうだ。一生の記憶はどれほどの容量だろう。少し計算してみたら100テラぐらいのハードディスクなみだ。これはどこにどのように存在するのか。

脳の働きによる心・記憶・考察など、すべての事が、科学的に言えば仮説に過ぎない。脳科学者が証明されたと言ったとすれば、証明法を知らないだけだ。