社内でC言語とスクリプト言語
両者のパフォーマンスの違いによる話題が出た。
当然のことながらC言語の方が速度は優れているのだが
早い、遅いの議論はいささかナンセンスである。
僕自身、最近Rubyに興味を持っているからといって
スクリプト言語に肩入れするつもりはないが
ムーアの法則に則って、これだけハードの
性能が高まっている中で
クライアントのニーズに答えられるよう
臨機応変に対応することがエンジニアには求められる。
言語選択とその提案はスキルの一つだ。
そして我々エンジニアは
ビジネスの中でテクノロジーを駆使していかなければ
ならないことも忘れてはいけない。
どんなに高性能なシステムを作ったとしても
工数がクライアントの要望に沿わないのであれば
ビジネスとして成立はしない。
さらにもう一点苦言を呈するとすれば
若手社員が興味を持って新たな技術を習得しているときに
その好奇心の芽を踏み潰してはならない。
僕はいつもハングリーでありたいと考えているが
ハングリーは言い換えれば好奇心という言葉に
置きかえることができると思う。
日進月歩のソフト業界で知的好奇心は
エンジニアにとって必要不可欠であり
そうじゃなければこれからのウェブ時代に
取り残されてしまう。
