交通事故現場で活躍するPCたち。 | 北九州 緊車.net

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緊急車両を愛する管理人がお送りするブログです。

さて今回は最近の撮影分より、交通事故現場で活躍するPC達を。

 

こちらは北九州市八幡東区で発生した事故現場。

幹線道路上での軽自動車と自転車による事故で緊急車両が集結している。

北九州市消防局救急ワークステーション(高度救急隊)が負傷者の搬送を開始するところ。

 

横断歩道上で停止している事故車両。

それをガードするように停止するPC。

重大事故や重大事故の可能性のある場合は鑑識活動に備えて現場保存が第一。

 

交通規制実施中の、北九州市警察部機動警察隊 警ら機動取締班"北九614"210系クラウンアスリート

 

同じく北九州市警察部機動警察隊 警ら機動取締班"北九113"200系クラウン無線警ら車

前面警光灯は赤色LED+青色ハロゲン仕様。

この仕様も同車ともう1台(北九112号)の2台のみで、両者共に数年で所轄署へお下がりになるだろう。

 

こちらは八幡東PS地域課"八幡東1・八幡東2"BMレガシィ無線警ら車

同署地域課警ら係にはBMレガシィ2台配置。

管内の山岳地帯を考慮してのことだろうか?

最近は点検離脱して代わりに予備車の180系クラウン無線警ら車が稼働しているのを見かけることが多い。

この2台も他のレガシィと同じでミッションや電気系統に不具合が出てくる時期なのだろう。

何はともあれ現場は直後に交通課に引き継がれた。

 

 

こちらは北九州市若松区内の国道199号線。

故障したトラックの車両火災通報で集結している。

 

北九州市消防局若松消防署若松指揮隊"ほくしょう503"

結果的には火災の事実はなく消防隊は各車すぐに引き揚げ。

 

ちょうど消防隊の引き上げと同じ頃に緊急走行でやってきた2台。

若松PS地域課"若松82"180系クラウン無線警ら車・"若松2"BMレガシィ無線警ら車

現場警察官から故障者を手押しで移動するという要請を受けて応援で現着。

 

こちらは若松PS刑事課260系アリオン捜査用覆面

関係のない部署ではあるが応援要請を受けてやってきた。

この後手押し移動をお手伝いして、殺到と現場を離脱していった。

まだPCが現着していない事故現場でも通過する交通覆面が居るというのに、颯爽とやってきて一仕事をして颯爽と帰ってゆく...カッコいいねぇ✨

手押し移動の甲斐もあって、この後現場付近の渋滞は収まり、地域課1台のみで処理を継続。

 

 

一方コチラは福津市内での事故現場。

軽自動車がフェンスを突き破り、駅ロータリーから線路上へ転落している。

線路上に写っている軽自動車は、写真左上方向から駐輪場に停めてあった原付バイクを巻き込みながら落下。

フェンスの残骸がホーム上屋の上に乗っかっている。

 

別角度から。

軽自動車は写真左側の茂みの方にある駅ロータリーから約7m下にある線路へ転落。

運転していた70歳の高齢男性は重傷だが命に別条はないとのこと。

これだけの事故にも関わらず命を守っているというのは車の安全性も向上している証拠だろうか。

そしてホームで列車を待っていた利用客に巻き込まれた人は無く、接近していた特急列車も緊急停止して直前で停止。

この事故の前日には京浜急行で大型トラックと列車が衝突し脱線する事故も起きており、現場は付近住民やマスコミで大混乱。

 

そんな事故現場にやってきた宗像PS福間PBクリッパー小型警ら車と、交通課白バイ

ハイビームの状態で停止しているということは、緊急走行でやってきたのだろう。

 

事件性を考慮して宗像PS刑事課260系アリオン捜査用覆面も現場へ。

都心であれば駐車違反にされかねないので赤灯を置くだろうが、田舎なので赤灯は置いていない。

 

こちらはJR九州の緊急車両。

マツダタイタンのダブルキャブにガード付き赤灯を搭載した車両。

 

 

そして緊急走行で現場へ駆けつける県警本部交通鑑識ステレオカメラ車"福岡614"

直前まで反対側に停まっていたが、現場状況を考慮して緊急走行で移動してきた。

 

死亡事故等の重大事故現場に採証活動の為にやってくるステカメ。

コイツが来たということはそれだけ大きい事故ということなのだろう。

 

こちらは線路を挟んで反対側の駅ロータリー。

宗像PS交通課170系クラウンレーダー車と、地域課東福間PBパッソ小型警ら車が活動中。

この場所から軽自動車は転落したことになる。

 

パッソの後方には軽自動車を吊り上げるための大型クレーンも早期に現場に駆け付けている。

この後現場は採証活動と復旧作業が並行して行われた。

JR鹿児島本線はこの事故の影響で約4時間にわたって運転見合せとなり、約2万人に影響が出たという。

 

9月に入り福岡県内では交通死亡事故が続発している。

自動車の運転だけでなく、自転車の運転もきちんとルールを守った運転を。

 

2019.9.21 kitakyu_pc