何者なんだ、北工房さんまるさんって…【北海道新聞社さんの取材♪】 | (株)北工房staff blog 虹を追っかけてみる

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北海道発・「建築」と格闘中!!

北工房が運営するレンタルスペース「北工房さんまるさん」について、北海道新聞社さんの取材がありました。

 


北工房さんまるさんが生まれたきっかけや、リノベーションや地域貢献、まちづくりについてのお話や、現在の日本におけるマンションやマンション管理の実態と問題点などについて、1時間近く代表よりお話させていただきました。

 

北工房の入っているこの大通ハイム、築46年もたつとご高齢の方がおひとりでお住まい…という状況が多く見られ、この「管理組合の高齢化」はこのマンションに限ったことではなく、日本全国で問題になっています。


一番初めは北工房の職場環境をもっと良くしよう、同じマンション内に会議室・倉庫・書庫・キッズコーナーなどに使えるお部屋を、勉強も兼ねてDIYも取り入れつつ安く・楽しんで・使い勝手の良いお部屋をつくろう…と同マンション3階の部屋を購入したところがスタートでした。


しかし北工房の小部屋は常時使用しているわけではないため、空いてる時間はそういったマンションのお年寄りの集まる場所として、コミュニティの拠点として気軽に使ってもらいたい。

もしくはなかなか高い料金を払っては会場を借りられない学生さんなどが集まって写真展や絵画展を開いてもいいし、赤ちゃん連れのママ会はファミレスなどでは大変なので北工房さんまるさんでお菓子を持ち寄って集まっても良い。

 

 

とにかく人やモノやコトがうまくつながるきっかけとなるような場所になればいい。

マンションの1室をリノベーションしたこの小部屋がきっかけで、地域やまちが元気になったらいい。

そんなふわっとした夢が広がりました。

 

 

 

 

 

 


ただ場所を貸して副業として儲けようという目的ではない事を代表から記者さんへお伝えすると、当初は市内の面白レンタルスペース・コワーキングスペースなどの取材のつもりでいらっしゃった記者さんも、壮大すぎる、けれど誰もが身近に迫っている問題が大きく絡んでおり、素晴らしい取り組みですねと驚かれていました。

 

「レンタルスペース」ではあるけれど、ただレンタルしているだけではない、なんと表現したらよいか難しいですね、と仰っていました。

仰る通り、運営している側も何と表現したらよいか困っていますとお伝えしました(笑)

 

 

 

 

北工房ではさくら事務所(本社/東京)とライセンス契約を結び、マンション管理組合向けのコンサルなどを行っていますが、マンションの建物&管理組合の老朽化・高齢化や、それに伴って起こる管理組合の機能不全やスラム化等々…。

マンションに関わるさまざまな問題のうち、「ひと」に関する部分は北工房さんまるさんのような場所が解決する糸口となってくれるのではないでしょうか。

 

問題提起するだけでなく、今後なにかの結果を示してゆけたら…と思います!

 

 

北工房さんまるさんwebページはこちら⇒https://kitakobo303.com/