テレワークを2年近くやってみて思ったこと。 | (株)北工房staff blog 虹を追っかけてみる

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北海道発・「建築」と格闘中!!

広報の成田です。

先月、北海道文化放送「みんテレ」さんの働き方改革の特集で、北工房のテレワークへの取り組みについて取材協力させていただきました。

 

取材時の様子はコチラ⇒北工房テレワークでテレビ取材

 

グダグダだった私の話を編集の力(!?)でとてもわかりやすい内容にまとめていただき、また、我が家のおっぺけぺー三姉妹も可愛く放送していただきまして、UHBの記者さんに感謝感謝です!

 

放送を観てくださった知り合いの方から、実際にテレワークを利用してみてどうですか?といったご質問もいただきましたので、テレワークを2年ほど利用してきた私なりのメリットやデメリットを、小6・小4・5歳の子持ち母ちゃんという目線でまとめてみたいと思います。

 

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◆導入のきっかけ◆

導入のきっかけは、北工房が人事労務管理などでいつもお世話になっている本間社会保険労務士事務所さんから札幌市のテレワーク補助金についてご案内をいただいたことでした。

 

弊社北工房代表の栃木も、必要なこと・面白いことはどんどんやってみましょうという考え方ですので、本間社会保険労務士事務所の方々にお手伝いいただきながらすぐに就業規則を整え直し(在宅勤務規定の策定など)、あっという間にテレワークを導入という流れでした。

 

過去ブログ⇒テレワーク始めました。

 

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◆テレワークの実施方法◆

テレワークは基本的には事前に会社の共有カレンダーに入力してテレワークの実施を社内に周知していますが、やはり子持ち母ちゃんとしては子どもの急病と外せない業務が重なることもあり、当日社内連絡用ツールで「午前中は病院、午後からテレワークに切り替えます」なんてことも…。

 

大きな企業でしたら事前の許可など必要かと思いますので難しいかもしれませんが、こじんまりした設計事務所ですので、そこは社内の理解もあり大変感謝しています。

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◆メリット◆

〇家族の急病や在宅介護などでも仕事を続けられる

なぜか「今日だけは…!!」という日に限って、お熱出すんですよね…。

娘は悪くない、仕方ないと思いつつも、どうして今日なのぉ~と心の中で叫び、娘と仕事の両方に罪悪感を感じる朝…ワーキング母ちゃんあるあるですよね。

家族や親などの急病や介護でも同じことが言えるかと思います。

どっちかではなくどっちも大事なので、自宅にいて仕事もできる環境というのは本当にありがたいです。

 

〇働きたい人、能力のある人を失わずに済む

出産や介護などを機に「能力がある人が働きたいのに働けない」という社員がいるという状況は企業としてとてつもない損失です。

 

〇通勤時間がなくなる

私の場合は夏場は20~30分の通勤時間なので「そのくらい…」と思われるかもしれませんが、何を言うか!朝のバタバタの中の30分は大きいです!

洗濯物を畳んでタンスにしまえるし、晩ご飯用の肉の下味を付けることだってできます!

その分の30分・30分(行き・帰り分)で夕方娘の宿題を見てあげたり、読書など自分の時間も取ることができます。

 

〇悪天候時・災害時などでも業務をストップさせなくて済む

夏場はいいのですが、冬、大雪になると通勤に1時間以上かかることもあり、自宅でできる業務を行うために、そこまで無理して会社に出向く必要はありません。

 

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◆デメリット・注意点◆

〇業務の内容・業種は限られる

その時間、その場所に行かないと行えないという業種では難しいので、導入不可能な企業も多いと思います。

 

〇長時間労働になりがち・合間のちょい家事はちょっとも厳禁

誰にも見られていないので、私のように夢中になると時間を忘れるタイプの人は延々と仕事を続けてしまうリスクは非常に高いと思います。

きちんと勤務時間を守ることを徹底する必要があると思います。

 

…逆に、空き時間に「ちょっとだけ…」と茶碗洗いを始めようものなら、結局、洗濯もまわしとこう…ついでにお風呂も洗っておこう…となります。(成田の過去のリアル失敗談です、ゴメンナサイ)

「就業時間」という概念を、会社にいる時よりさらに自分に言い聞かせる必要があります。

 

〇連日テレワークしてると会社の空気感が伝わってこない

北工房ではテレワーク時でも朝スカイプ(テレビ電話)などを使ってミーティングを行いますが、それ以外は黙々と一人作業を行うため、集中はできるものの、士気といいますか、頑張るぞー!という会社の一体感のようなものは薄れてしまいます。

個人的には小さな会社ほど、顔を合わせて仕事をする時間も大切だと考えます。

 

〇セキュリティーの問題

会社の目の届かないところで業務を行うので、セキュリティーに関してはかなり気を付ける必要があります。

また、同じような理由で、時間管理能力や生産性、情報漏洩といったところに対して信用できる社員に許可する必要があるので、誰でもどうぞ~とはいかないのかなと思います。

 

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今思いつくままに書いてみましたが、UHBさんの放送で代表が話していた通り、何よりも問題は社長さん・会社の社員さんの意識ではないかと思います。

 

そもそも社長さんがそういった新しい社内体制に前向きでないと話は進みませんし、会社全体としても、テレワークやテレワークを実施する社員の環境などへの配慮や理解がないと、うまく機能しないものだと思います。

 

会社に拘束している「時間」に対価を支払うのか、業務の「成果」に対価を支払うのかという意識の改革がテレワーク導入の第一歩のように感じます。

 

UHBさんの放送では「女性が働きやすい職場に」とタイトルがついていましたが、私としては男性が育児・介護などの理由でテレワークを活用しても全く構わないと思いますし、北工房でも先日初めて男性社員が育休を取得しましたが、むしろどんどんそういった考え方の企業が増えていく事を望んでいます。