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北風家のおやじのブログ

がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
”まじめにていねいに心をこめて”をモットーに家族で頑張っております。


sekken
「こんなのも作ってみました」




1.自然治癒力(1)・・・ホメオスタシス

私たちの「からだ」には体外や体内の変化があっても、「からだ」を常に一定の状態に保とうとする働きがあります。
夏になると、汗が多くなり、尿の量も減ってきます。これは発汗によって「からだ」の体温上昇を抑え、体温を平熱に保とうとする働きが体内にあるからです。
食事をとると、体内の血糖値が上がりますが、直ちにすい臓からインシュリンが分泌して、血糖値を正常に戻そうとする働きが起こります。

「からだ」の状態を一定に維持しょうとする働きのことを、「恒常性」あるいは「ホメオスタシス」といいます。

環境条件の激しい変化やストレスの下で、体温、血圧、体液成分のバランス、血糖値などが正常に保たれるのは、このホメオスタシスが働くからです。

2.自然治癒力(2)・・・免疫システム

ちょっとした傷なら、いつの間にか修復します。そして切り傷は、どんな接合剤でもかなわないほど見事に接合します。

感染によってのどが腫れることは、よく起こりますが、数日後には元の状態に修復されます。防御反応の力が働くのです。

麻疹(はしか)や水痘などの病気は、一度かかると、以後、再び同じ病気にかからなくなります。これは自分の「からだ」を守るために免疫の力が働くからです。

傷に、ばい菌が入ると炎症を起こしますが、この炎症も防御反応のあらわれです。バクテリアが傷口から体内に侵入すると、食細胞(白血球の一種で好中球やマクロファージなど)が傷口に集まってきて、バクテリアを捕捉し、死滅させます。白血球が集まってくると、腫れと痛みが生じます。また傷口に血液が増えることにより赤くなり、熱が出てきます。

このように炎症や発熱、痛みという症状は、「からだ」を守ろうとする免疫システムが細菌や異物と戦っている状態を示しているのです。

3.眠りつつある自然治癒力

このように私たちの「からだ」には、
●体内の臓器を円滑に動かす不思議な力=ホメオスタシス
●さまざまな病原菌や最近から身を守る力=免疫システム
があり、この「からだ」を守る力を自然治癒力と呼んでいます。

人それぞれが持つ自然治癒力は、その人の食事、運動などのライフスタイルによってきまるが、次のような社会環境によって、昨今ますます自然治癒力を眠らせていく傾向にあると述べています。

●「ゆとり」の喪失と過度のストレスの持続
●空気汚染による環境の破壊
●農薬、食品添加物、加工食品の増加
●薬物依存の傾向の強まり
●運動不足による体力の低下

野生の動物は病気をしないといわれます。生命の要求するままに生きる生き方が、強い生命力となり、自然治癒力を高めるのだと思います。

4.プラス思考の考え方を持つ

●必ず助かると思っていた患者が、助からなかったり、ダメだと思っていた患者が、自分の力で、グィグィ治っていく
●人には医者の知らない底力=自然治癒力=を持っている
●医療とは患者のもっている自然治癒力の補助者である

マトバニ大学のモッセイおよびシャビイロ教授は65歳以上の高齢者3000人を対象に次の調査をしました。

まず自分の健康についてどう思うかという質問をし、「不良である」から、「健康である」まで段階的にいくつかに分け、回答を求めました。

同時にそれぞれの人について、医学的データによって、健康状態を、客観的に評価を行いました。

その結果は驚くべきものでありました。
客観的にはあまり健康でないのに、健康だと答えた人の方が、健康なのに健康でないと答えた人より、長生きをすることが多い、ことが明らかになりました。 (オバート・オンスタイン他「脳ってすごい!」草思社より)

治療そのものよりも、
①患者がいかに精神的に病気に向き合っているかということが、回復に重大な影響をもつということ
②ウイルスや細菌よりも、その人のもつ免疫力のほうが、病気の発病に大きな関係をもつことが、最近の防御システム、免疫に関する重要な発見であるようです。

たとえ身体は病気になっても、心まで病気になることはありません。病気や運命が非なる時ほど、強い生命力が必要であり、プラス発想の生き方が求められます。

あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます


fennneru
「フェンネル」









日本ハムファイターズ 大谷翔平選手のお話です。




高校時代に印象に残っているのは、2年夏と3年春に出場した甲子園での試合ですね。

いずれもけががあって本調子ではなく、悔しさばかりが残っていますが、今では良い思い出です。

2年の夏の甲子園は、ワクワクした気持ちで臨んだことを覚えています。

初戦から強豪・帝京が相手で7-8と借敗。

勝てなかったけど、粘り強い野球を見せることができました。

僕が入学してから、部員は誰も辞めませんでした。

1年生の終わりには、東日本大震災がありました。

家が流された部員もいたけど、みんな最後まで甲子園を諦めたくなかったと思います。

部員は100人以上いましたが、県内からの選手がほとんどで団結力はすごかった。

3年夏は岩手大会の決勝で敗れ、勝つということでは目標を達成できなかったけど、準決勝で160㎞を出せたことは、やってきたことの成果が出た部分だと思います。

入学当時から「160㎞を投げよう」と佐々木洋監督にも言われてましたし、自分も無理だとは思いませんでした。

プロになって挑戦している投手、野手の二刀流は、調整が難しいですね。

5月に打者として、甲子園で藤波晋太郎投手と対戦しました。

二塁打2本は打てましたが、昨年春の選抜のときと比べて成長を感じました。

お互いに注目される中でやれるのはうれしいです。

球児、特に3年生には、3年間がんばってきて迎える最後の大会です。

諦めないでやってほしい。

緊張もあるかもしれないけど、高校野球は何があるのか分からない。

最後の1回、最後の1球までがんばってほしいです。

「日本ハムファイターズ 大谷翔平」

あなたにすべての善きことが雪崩のごとくおきます


asagao
「朝顔の裏側」







今朝はみやざき中央新聞の魂の編集長・水谷さんが
以前書かれた社説よりご紹介します。




アメリカ型の成功哲学には次のような特徴がある。

・まず叶えたい夢を明確にする。
・それを実現させるために何を犠牲にするかを決める
・いつまでに達成するのか期限を決める
・それに従い中期・短期の目標を設定する
・目標に向けて計画を練り、行動する
・いつも夢を見えるようにしたり、持ち歩いて、成功したイメージをする

これをやれば夢は叶う、ほぼ間違いなく。

しかし、この成功法を知っている人の中で、実際に「紙に書く」「声に出して読む」ことをやっている人は1%くらいしかいないらしい。

「知っている」と「やっている」にはこれほどの差がある。

ただ、「成功哲学」という割に、「成功とは何か?」「幸せとは何か」というアプローチはなく、それは個々人で考えることで、西洋人にとっては、「経済的成功=幸せの実現」なのである。

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』などの著者・竹田恒泰さんは、ここにある種の疑問を呈している。

「成功哲学は西洋の考え方であって、日本人には合わない」と。

西洋人は成功すると自家用機やボートを手に入れて、長期バカンスを楽しんでいるのに、

日本人のお金持ちは、いろんな役職に就かされ、多忙を極めている。

成功者のイメージとして、「西洋人=働かない」「日本人=忙しい」というのだ。

そもそも「労働観が根本的に違う」と竹田さんは言う。

西洋社会のベースにあるのはキリスト教だ。

その経典である聖書の冒頭には労働観が記されている。

アダムとイブが、エデンの園にあった禁断の木の実を食べたことで神の怒りにふれ、

「おまえたちは一生苦しんで地から食べ物を取れ」と言われる。

つまり、労働は「神の言うことを聞かなかった罰」なのだ。

人々はお金持ちになって労働から解放され、裕福な生活をする成功者に憧れた。

80歳を過ぎても働いていると「気の毒に」と思うのだ。

西洋人にとって労働は生活のための手段以外の何ものでもない。

だからアフターファイブには仕事のことなど一切考えない。

報酬の高い仕事を求めて転職を繰り返す人は有能な人と思われている。

一方、日本人の労働観は、
「働くことで周りの人を幸せにする」である。

だから、「傍を楽にする」という意味で「働く」と言った。

仕事は生き甲斐であり、80歳を過ぎても働いていると尊敬され、羨ましがられる。

アフターファイブに酒を飲みながら仕事の話をしているサラリーマンはざらにいる。

価値観の違いなのだ。

西洋人にとって「労働からの解放=幸せ」という構図は合っている。

だから、山頂に到達するための成功哲学が流行る。

日本人の労働観など理解に苦しむことだろう。

山頂に到達することも喜びだが、その途中に落ちているゴミを拾うことにも喜びを感じている不思議な感覚を日本人は持っている。

西洋の労働観や成功哲学を持ってきても、それは大して日本人を幸せにしないのではないか。

夢の実現、成功の人生より、目の前のご縁を大切にする日々の暮らしに充分幸せを感じる。

それを竹田さんは「和の精神」と呼んでいる。

「上」に登っていくより周りの人たちとの和の方が日本人は大事なのだ。

そんな「和」の社会を実現することが、本当は人類の夢なのではないか。

みやざき中央新聞より。

あなたにすべての善きことが雪崩のごとくおきます