福ふくろう | 北風家のおやじのブログ

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がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
”まじめにていねいに心をこめて”をモットーに家族で頑張っております。


hukuhukurou
「今日も居てくれました。お参りに来ていた

カップルに教えてあげたら、とっても喜んで

くれました。しあわぜも呼んでくれそうです」







今朝は以前、月刊致知に連載されていた
鈴木秀子さんの言葉をご紹介します。



人の気分というものは年中変わっていくものです。

もし憂鬱な気分に陥ったり、自分は不幸だと思い悩むようなことがあるなら、

身の回りの何でも結構ですから、何かしら感謝できるものを見つけ出すことです。

一つのコツとして、

朝起きたら5分でも7分でもよいので、自分の日常をふり返り、

そこから何を喜べるかを考え、そのことに感謝してみることをお勧めします。

これを聞かれたあるお母さんが、こんな話をしてくださいました。

自分はいつも、子供がいて大変だ、大変だと言っていました。

けれども、子供がいてくれたおかげで一緒に野球を楽しむことができたし、

運動会に応援に行って、みんなでお弁当を食べる喜びも得られました。

子供のおかげでたくさんの喜びを与えられていたことに気づき、

本当にありがたいと思いました、と。

例えば、手を怪我したことによって、

当たり前に手が使えることのありがたさに気づかされることもあるでしょう。

病気で辛くても、家族が自分を大事にしてくれるなど、

感謝に値することはいくらでも見出せるはずです。

また、常にそういう視点で物事を見ることによって、

それが光となり、自分を助けてくれるようになるのです。

がんで余命宣告を受けた26歳の青年がいました。

当初は、なぜ自分はがんになったのだろうと随分思い悩んだそうです。

その挙げ句に会社を辞め、鍼灸師になったところ、

自分の元へ来る日も来る日も体の調子を崩して苦しんでいる人、

もっと元気になりたいと願っている人が訪れるようになりました。

青年はその人たちを一所懸命治療しているうちに、

自分は苦しんでいる人たちの気持ちが分かるようになるために病気になったのだ、

と悟ったそうです。

不思議なことに、その後の検査で、

前回290もあったがんマーカーが30にまで激減し、

腫瘍が劇的に小さくなっていたそうです。

以前は体調が悪いため、5分も車に乗っていられなかった青年は、

病気のことを全然苦にしなくなり、仕事の傍ら友達とドライブに出かけたり、

釣りを楽しんだりするまでになりました。

病気が完治したわけではありませんが、

この病気のおかげでたくさん学ぶことができた。

自分の生きる道が分かった。

嬉しい、嬉しい、といつも喜びながら充実した毎日を送っているそうです。

人間は一人ひとり異なる使命を持っています。

それは何もノーベル賞をもらえるような

立派な業績を挙げることばかりではありません。

まずは心を常に喜びで満たし、

温かさが溢れ出るような自分、

周囲に幸せを広げていけるような自分になること。

そのことが自分の使命を自覚し、

全うしていく第一歩になると思います。

以上

あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます