
「大輪あさがお」
「ドラえもん」にあったお話です。
ある時、のび太とドラえもんが公園の近くを通っていると、野良犬のクロが「キャン、キャン」と脅えたように逃げていきました。
何があったのだろうと公園に行くと、そこでジャイアンが歌をうたっているではありませんか。
ジャイアンはのび太とドラえもんに気が付き、
「おお、オレの歌を聞きにきたのか」
と感激し、新曲を披露するのです。
それを聞きながら、のび太にはある疑問が生まれ、それをドラえもんに聞きます。
「ジャイアン本人は、どうしてあのすさまじい歌にケロッとしているんだろう?」
それに対してドラえもんが言った言葉が衝撃的です!
「あたりまえだろ、フグが自分の毒で死ぬか!?」
上手いこと言いますね、ドラえもん♪
このお話のポイントは、
【自分のことは自分で気付きにくい】ということではないでしょうか。
人の商売は、こうしたら良いのにとアイデアが浮かんだりしても、いざ自分のしている商売となると、さっぱりアイデアが浮かばないなんてことをよく聞きます。
他人の欠点には目がいっても、自分の欠点は見えにくかったりします。
また、自分が欠点だと思っている所は、欠点じゃなかったりもします。
分からないものですね、自分の事って!
あなたにすべての良きことがなだれのごとくおきます。