
「キャットニップの横に咲いていた花」
突然ですが「回転寿司」を開発された方をご存知ですか?
何故出来たのでしょうか?!
今朝はひすいこたろうさんの著書よりご紹介します。
「最高の作品をつくる時間配分。
1% ひらめき
9% 努力
90% 正当化」
“ジョージ・ロイス”(伝説の広告マン)
不可能を可能にする、ニューヨーク生まれの伝説の広告マン、ジョージ・ロイス。
再選をかけた選挙を控えるニューヨーク市長エド・コッチが、ジョージ・ロイスに、ある依頼をしてきました。
「資金を使いはたして、お金がなんにもない!
金持ちたちに、借金の肩代わりをしてもらえる方法はないだろうか?」
そんな無理難題に、伝説の広告マンはどう答えたか。
資金集めのディナーパーティーの招待状をこうデザインしたんです。
招待状を広げると、すっからかんになったポケットを、
両手で引っ張り出して困っている、市長の全身写真。
思い切ったポーズで自分の苦境を表しています。
このユニークな招待状で、市長がお金に困っていると町中の噂になります。
ニューヨークのエリートたちは、その写真を面白がって、パーティー会場はタキシードを着た大金持ちであふれました。
その結果、無事、資金は調達され、市長の負債はなくなったのです。
有力者たちが、ポケットを空にして、市長の写真のマネをするほど、この写真は流行りました。
大阪の、あるお寿司屋さんの話です。
街のお寿司屋さんで大切なことは「うまい」「早い」「安い」です。
でも、これは当たり前。
どこでもそれは努力している。
そのお寿司屋さんは、それに加えて、
「おもしろさ」が大事だと考えたのです。
ましてや大阪ですから。
では、どのようにお寿司屋さんに「おもしろさ」を加えればいいのか…。
あるとき、ビール工場を見学しに行ったときのこと。
ビール瓶が大量にコンベアで運ばれていくのを見て、ひらめいたんです。
「そうだ。コンベアで寿司を回してみよう」
コンベアで職人を囲み、そこに寿司を流して、お客様に自由に取ってもらおう。
なにより、回っている寿司は見た目にも「おもしろい」ので、絶対に人々に「ウケる!」と確信したそうです。
こうして生まれた回転寿司。
開発したのは白石義明さん。
大阪のおっちゃんが思いついた「寿司が回ったらおもしろい」という、たったひとつのアイデアが、いまや世界20ヶ国以上で楽しまれています。
「常識を疑うことから始めよう」
ひすいこたろうさん、石井しおりさん
サンクチュアリ出版 より。
回転寿司はおもしろさから生まれたのですネ^_^
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます