「お墓に配達された御礼状」 | 北風家のおやじのブログ

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今朝はゆうさんのメルマガより林覚乗和尚『であい』のお話をご紹介します。


「お墓に配達された御礼状」


福岡県の川辺さんと言う方が、数年前の新聞に投稿されていた記事です。


自分たち夫婦が結婚して20周年を迎えた。


20年を無事に迎えることが出来たのは


結婚式に出て下さった人たちが支えてくれておかげだと…


20年前の結婚式に出席して下さった方たちに、お礼の手紙を書かれたそうで

す。


書いてる最中に、ご主人が奥さんに聞かれたそうです。


「この手紙を出す人の中で、一番お世話になった人は誰だと思うか?」と


奥さんは「あなたのご両親でしょうね」とおっしゃったそうです。


ところが亡くなったご両親ですから、どこにおられるかと言うと、


福岡市内の市営平尾霊園に眠っておられるのです。


それでも手紙を書こうと言って、御礼状を書いて、


宛名は福岡市平尾霊園川辺家××××と言う戒名だけで、ハガキを出された

そうです。


戻ってくるハガキだったのですが、戻ってこなかったのです。


奥さんは娘さんを連れてお盆にお墓参りに行かれたら、


風で飛ばないように石がおかれ、


濡れてもいいようにビニールに包まれたハガキが、


このお墓の前にきちんと配達されていたそうです。


それを見て驚いた奥さんは、霊園の事務所に行って聞いたそうです。


その事務所の方は、


郵便配達の方が来られ、このハガキを届けたいので、


場所を教えて欲しいと言って、


配達して帰られたそうです。


このことを知り、川辺さんは新聞に、


「私は一人の市民として、こんな優しい人たちが影で支えてくれている、


福岡という町が大好きになりました。」


と書いたそうです。


この時の郵便配達の人も、


決して褒められたいとか、


認められたいとか、お礼を貰いたいとか


損得ではないから、


人の心を動かすような「であい」になったのだと思います。


人間と言うのは、いい人に出会いたい、いいことにめぐりあいたいと思う人は

たくさんおられるが、


じゃあ自分が他の人にいいことをしてあげているか、


自分が人としていい人で、


であっているかということが、


もっと大事なのです。


「素敵なお話ですね♪

みかえりを求めない行動が心に響きますね☆」


byゆうさん