
「涼しげな湖畔」
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今朝は北海道赤平市、植松電機の植松努さんをご紹介します♪
植松さん、北海道の小さな町工場で誰もが「無理」と考えるロケットの実用化にチャレンジ!
なぜ、そのチャレンジをするのかというと、こんな想いがあるからです♪
「『どうせ無理』、こんな言葉が今の世の中、あちこちから聞こえてくる。
『どうせ無理』、この言葉ほど人の心を、特に子供の心を殺してしまう一言はない。
未来を担う子供たちのために「どうせ無理」を世の中からなくしたい。
それなら、「どうせ無理」だと思われていることを、北海道の片田舎にある町工場がやってやろう」
そんな想いをこのロケット事業に託しているのです。
以下講演録より。
仕事のことを考えるとき、実は、「お金をいただかない」と思ったら、たいていのことは、今すぐにでも仕事にできます。
たとえば、先生。
資格必要じゃん!と思う人もいるでしょうが、塾の先生は?寺子屋開いてる人もいますよ?
ペーパードライバーと、毎年2万キロ以上運転するドライバー、どっちが運転が上手かな?
そしてそもそも、運転のうまい下手って、なんだろう?
アクセル踏む勇気、違反する勇気、後先考えない勇気が、上手い?
ではないですね。
それは無謀運転です。
車を運転するときに、一心不乱に前しか見ていないドライバーがいたら、怖いですね。
常にすべてのミラーに気を配り、斜め後方の車にも気をつけて、舗道上の人間の動きや、天候にも気をつける、ってのが、運転です。
できるだけ情報をあつめ、的確な判断をできるだけ早く行う、というのが、「上手い」ではないでしょうか?
それらを、現在の自分の仕事に当てはめてみたらいいです。
果たして自分は、「上手い」運転してるかな?
もしかしたら「だろう」運転になっていないかな?
昨日、今日と、高校生の進路探求セミナーでパネリストをつとめてきました。
その中で、「やってみたいことは多い方が良い」
という僕の意見を受けて、生徒さんが、【自分の好きなことややってみたいこと】を発言しました。
すると、「それを仕事にしようと思ったら、その専門の学校に行かないと無理じゃないですか。
好きなものの中から、どれを選ぶんですか?」
という意見が ありました。
なるほど。
それを仕事をするためには、そのための専門学校というか、予備校に行かないと無理だ、というのは、もはや常識になっているようです。
でも、そもそも資格が無い仕事も沢山存在します。
だれが、こういう常識を植え付けるのか?
それは、教育でお金を稼ぐ人達なのかな・・・
もちろん、専門学校も、予備校も、重要な存在です。
しかし、『それしかない』『それを通過しないと不可能』というものとは限らないはずです。
ペットのトリマーになりたい、という子も多いけど、僕の知り合いで、自分ちの犬の毛を、自分でかわいく見事にトリミングしてしまう人を知っています。
もちろん、それで食っているわけではないのですが、技能としては、かなりの腕前です。
しかもそれは、自習でえた能力です。
ぼくだって、電磁石のことについては、誰にも習っていません。
航空機の開発や設計に関しても、基本的には自分で学びました。
ロケットもそうですね。
学校ではならっていません。
僕の師匠は、ゴダートであり、フォン・ブラウンであり、そして現在頑張ってらっしゃる現役の宇宙開発の人達です。
『教えてもらわないとできない』
『習っていないからできない』
『学校に行っていないからできない』
ではなく、『自分で学ぶ』も大事です。
そして、その心を持つ人が、誰かに師事したら、
その吸収力たるや、凄まじいです。
教え甲斐があります。
「なにをすればいいんですか?」
「師事されたとおりに真面目に勉強します。」
ではなく、「こういうことがしたい。」「こういうことを知りたい。」
だったら、疑問は次から次へとわいてきます。
能力とは、与えてもらうものではありません。
自分で得るものです。
それは、愛情も、お金も、なにもかもです。
してもらうしかない。
から、
する。の人が増えたらいいなあ、と、思いました。
「あきらめないでいると、つらい過去にも感謝できる」
(植松努さん)