今日は「おやじギャグ♪」のお話です。
全日本女子サッカーを率いる佐々木監督。
選手たちからは、「ノリさん」と親しみを込めて呼ばれているそうです。
監督が選手たちから、「ノリさん」と呼ばれることは、私は聞いたことがありません。
プロ野球 元楽天の監督だった野村さんを選手が、「ノムさん」と呼んでいるようなものです。
それほど、選手たちにとって、ノリさんは、近い存在なのです。
ワールドカップ優勝のなでしこを語るとき、ノリさんは外せません。
ノリさんの著書「なでしこ力」に、キャプテンの澤選手がこんな文を寄せています。
「良いところは褒め、
落ち込んでいればケアしてくれる選手想いの監督です。
ノリさん一緒に、世界一になろう!」と。
元々サッカーの名門高校
帝京高校でキャプテンを務めたノリさんは、その後社会人のサッカーチームで選手として活躍します。
33歳で引退すると、指導者の道を歩み、元々は男子のチームを指導していました。
2008年になでしこの監督に就任したときに、ノリさんは気づいたそうです。
「女子選手は、男子選手への接し方は違うんだ!」と。
練習以外では、おやじギャグを連発し、2008年の北京オリンピックの際は、お笑いのDVDを持参し、紹介していたそうです。
女子の選手で、敗因につながるミスを一人で背負いこみ、そのままプレッシャーでつぶれてしまう人を何人も見てきたこともあり、叱咤激励する場合も、一人の選手を名指しで叱責せず、チーム全員の問題だと指導します。
選手である前に、一人の女性だと気づいたからだそうです。
だから、飛行機が遅延したとき、人数分の毛布を集めてきてくれるほど、
思いやりにあふれています。
「日本女性には、仲間を思いやり共感する心がある。だから、その女性の心に寄り添い、その心を活かせれば、すごいパワーになる!」と話します。
その極意は、「横から目線」選手の意見も良く聞き、ほめて自信を持たせる。
イングランド戦に負けた時も、監督は選手たちが縮しないように、叱らなかったそう。
そんな選手たちに対する
思いやりにあふれるノリんだからこそ、選手をよく見ているからこそ、
選手の起用も、選手をやる気にさせることもできるんですね。
こんなエピソードがあります。
ノリさんが怪我をしたときのこと。
ノリさんが怪我をしたことを知り、選手たちは動揺してしまったといいます。
男子なら、監督が怪我をしたことで動揺まですることはほとんどありません。
そんな時もノリさんはおやじギャグで、、、(笑)選手たちの動揺をおさえたそうです。
今日も炸裂しているかもしれませんね♪
今日も1日
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< 絶好調!! >
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(( (_つ ヽ ♪
♪ 〉とノ ) ))
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