とことん趣味の話 | 北川里奈オフィシャルブログ「のんびりかたり~な」Powered by Ameba

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おはようございます。

最近、偶然だったりそうでなかったり、久しぶりに会う方が多いです。
偶然でもそうでなくても、再会できるってとても嬉しく有難いことだなぁとしんみり考えます。

久し振りに再会する作品もそう!
念願の「LaLa 40周年記念原画展」に行ってきました〜!!

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もうね、行くのを心待ちにしていたんです。
小中高と、色々な雑誌で少女まんがを読んでいましたが、思い入れの深い雑誌のひとつがLaLaです。
「桜蘭高校ホスト部」、「金色のコルダ」、「会長はメイド様」、「花咲ける青少年」…書ききれないほどの作品が私が中学高校の時にアニメで放送されていて、見ていたし、漫画も買っていました。
中学生当時の私にとって、LaLaは少し大人な感じがしていて、「あぁ、私少し大人になったんだわ」と密かに誇らしく思っていたような…

私がリアルタイムで読んでいた作品ももちろん思い出深く大好きですが、個人的に今一番熱いのは1980年から90年にかけての作品だったりします。
その時期の作品に興味を持つきっかけとなった作品は「花咲ける青少年」で、社会や国家規模の壮大なストーリーに圧倒された記憶があります。
それまでの、私の少女漫画観を覆されたかのような衝撃を受けました。と言ったら大袈裟なのかな?いやでも本当に、私の中ではそれくらい大きな出来事だったんです。

そんな私の思い出とともに寄り添ってくれている作品の掲載されている、神と崇めても足りないLaLa様の原画展だなんて、行かないわけにはいきません。
まだまだ読めていない作品、私が(本当に失礼ながらも)存じ上げない作品もありますが、だからこそ、この展示に来る意義があるのだ!と、そう強く思っていざ出陣しました。

結論。
胸がいっぱいだ…!!
原画を見ながら口元が緩むのが分かっていながら引き締められない。そんな感じです。
LaLaヒストリーなるパネルの展示も、隅々までなめるように見まして。
大袈裟でなく、一日中でもいれる空間でした。むしろいたい。椅子を持ち込んで座ってじーっと眺めていたいです。

かつてこのブログで、「セーラームーン展」や、「わたしのマーガレット展」に行ったことを記事にしましたが、毎回どの展示を見ても、
漫画家さんの描かれるイラストは芸術だと感じます。

漫画って、基本的に買いやすい値段で売られているから小学生でも手に取りやすい印象があります。
一方芸術作品というと、美術の授業で取り扱うような作品を連想しがちで…
だからこそ、手の届きやすい漫画は、身近に感じられる芸術作品なんじゃないかとすごく思います。
とか言っておいて、実際展示される原画や原稿を見るとあまりに美しすぎて、「手が届きそうで届かないってこういう事言うのだな」と感じてしまいますが。笑

あぁ、なんだか脱線し始めてきたので戻します。
世界に入りすぎると話が逸れてしまう悪い癖が。

とにかくですね、美しいイラストを好きなだけ眺められて幸せな時間だったなぁというお話です。

盛りだくさんな展示を見た後、自分へのお土産はどうしようかとグッズ売り場へ向かったのですが…
もう全部欲しいよ!!!
そのワガママな気持ちをどうにかこうにか抑え、清水玲子先生の、私の大好きな作品「WILD CATS」の中でも超お気に入りのイラストがプリントされたクリアファイルのセットを購入しました。

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萩尾望都先生と、成田美名子先生のイラストも入った、嘘だろと思うくらい豪華なセットなのですが、どれも展示で食い入るように見たイラストです。胸熱って、まさにこういうことを言うんですね。

清水玲子先生といえば、今月号の「ダ ヴィンチ」さんでの特集がとてもボリューミーで、永久保存です。

原画展に行った直後の高まった気持ちで書いたこの文章なので、いつものローテンションよりややハイなブログになったのではないでしょうか!笑
ややハイどころか、もうただのファンのおたけびです。
でもね、自分で言うのもあれですが、好きなものを好きって言うことのどこが悪いんだと!私の思いの丈を、ブログに吐き出させてくれよと、そしてどこか一部分でも共感してもらえたら万々歳なんだよと。

LaLa様の40周年を密かにお祝いし、
これからも少女まんがの無限の可能性を届けてくださるのを楽しみに今日も生きる北川です。

それでは!