最近、せつなすぎる。
トラちゃんが元気がない。
少し前にはゆうぞうさんとの別れがあって、悲しすぎてかけなかった。
出征するゆうぞうさんをとらちゃんが変顔で送る。
あのシーンが悲しすぎて、号泣しすぎて、
いつも、お昼休みにNHK+で見るんだけど、泣きすぎて化粧が落ちる始末。
泣きすぎ。
出征してから、ゆうぞうさんの死を知るまでもせつない。
あのシーンはつらすぎて逆に見れなかった。
そんなとらちゃんのために母はるさんがしてあげたことが最高に素晴らしかった。
あのお母さんがめちゃめちゃキーパーソンで、
愛情深いまっすぐに正しいはるさんが、いつも、正しい答えを導いてくれている。
父直言さんのカメラを売ってきちゃったと言って、お金を手渡し、
自分のためだけに使いなさいと言って送り出す。
心が折れて粉々になる前に、
しっかりとゆうぞうさんの死と向き合いなさいという。
はるさんもはなえちゃんも夫を亡くした悲しみをそうやって乗り越えてきた。
自分のために、前を向くために必要なこと、
あれができること、
あれを言ってあげられる母でありたいと思った。
美味しいものを二人で分け合おうといったゆうぞうさんを思うと、
とても、一人で美味しいものは食べられないと、
とらちゃんは結局食べようとしない。
それを店のおばちゃんが走って持たせてくれる。
二人で話をしたような河川敷で一人、焼き鳥を食べるとらちゃん。
何かに無我夢中になっているとらちゃんを見るのが好きだといったゆうぞうさん。
やっと、とらちゃんは大声で泣いた。
このシーンはこのドラマの第1回の冒頭部分。
日本国憲法を見ながら泣いている主人公のシーン。
あの元気いっぱいのとらちゃんがなぜあんなに悲しい顔をしていたんだろう、
の答えがこれだった。
そして、とらちゃんは前を向いて立ち上がることができた。
このドラマは戦争というものの悲しさや切なさを本当にリアルに描いてくれる。
その時の人間を今と変わらない人と感じさせるのがうまい。
戦争が激化してから、もう、せつないことばかりでしんどい。
身近な人がこんなにもすぐに死んでしまうの?
その後、また法律の世界にもどるとらちゃん。
でも、いつもスンとしてしまう。
らしくないとらちゃん、迷ってるとらちゃん
今日はやっと、とらちゃんの「はて?」が復活する。
それを見ている桂場さんもライアンさんもうれしそう。
でも、花岡さんの死でまた切なくなる。
花岡さんは最後までとらちゃんのことを旧姓の猪爪で呼んでいた。
やっぱり、好きだったんだよね。
轟とよねさん。
二人が生きていてくれたことはうれしかった。
とらちゃんのことが好きだったけれど、あきらめた花岡さん。
そんな花岡さんを好きだった轟さん。
そんな轟さんを好きだったよねさん。
好きな人が誰を好きかって、なんでわかるんだろうね。
自分を向いていないってなんでわかるんだろうね。
せつないね。
そういうのも全部わかって、よねさんは轟さんと一緒に仕事をすることを誘う。
「誘い方が回りくどいよ!」の轟さん、最高でした。
よねさんの気持ちを轟さんはわかっていたかは謎だけど、
自分の気持ちに素直になれた轟さんも救われた。
今日は続けて2回も見てしまった。
轟さんがベンチに目をやるシーン泣けた。
映像の中の人物が右を向いているときは過去。
左を向いているときは未来を意味するらしい。
画面上でとらちゃんの右側に花岡さんがいて、
勇気づけるゆうぞうさんは、いつもとらちゃんの左側にいる。
ゆうぞうさんは過去の人だけれど、とらちゃんの未来を導いてくれる人。
幻影だけど、ゆうぞうさんが出てきてくれると嬉しいね。
たまらんです。