久々にWOWOWを再開して、
オンデマンドでスマホでいつでも見れるので、
サクサク見れる。
50分間の20話が数日で全部見ることができた。
面白かった。
心が震えた。
こんな人が実在したのだ。
人の心に寄り添い、求心力があって、実行力のある人。
この話は1985年8月12日の飛行機事故の原因となる
航空会社の体質を暴く内容。
たびたび飛行機事故のシーンや、
遺族が嘆き悲しむシーンがでてくる。
当時、私は10歳。
40年近く前の事故ではあるが、
あの飛行機事故のニュースは鮮明に覚えている。
あの年の夏休みに東京に住む叔母の家に姉と二人で日本航空の飛行機に乗っているからだ。
大阪伊丹空港から東京の羽田空港の往復便。
夏休みのどこかで行っている。
事故の前に帰ってきているので、
7/21頃から8/10くらいまでの間だと思う。
飛行機自体は同じであったかどうかはわからないが、
当時母親が、もしかしたら私たちが乗っていたかもしれないね。と
言っていたので覚えている。
他人事には思えなかった。
同じように子どもだけで乗っていた乗客もいた。
飛行機に乗っていた時のことは覚えていない。
怖いとも思ったことがなかったからだ。
私は40年前に死んでいたかもしれない。
思えば、死んでいたかもしれないことが何回かある。
そう思うかどうかの話なんだけど、
この飛行機に乗っていた確率を考えると低いかもしれない。
でも、ありえなくはなかったなとか、
似たような電車の事故もあった。
時間がずれていたか、日にちが1日ずれていただけで命拾いをしたようなこと。
大きな地震も被害はなくでもごくごく近くで体験している。
関西にいた時も、新潟でも、
それでも大きな被害もなく、怪我もなく、家族も無事。
何かに守られているとしか思えない。
何かわからないけれど、
子どもの頃も今も。
本屋で本を選ぶように、
今回はこのドラマを選択した。
労働組合の活動は政治活動にも似ている。
会社の中での不公平を是正するために立ち上がり声を出す。
その声に寄り添い、親身になって何とかしようとする。
どんな困難があってもそれに立ち向かう強い姿を見せてもらい、
いろいろやる気が出てくる。
ドラマの選択も本の選択もそこにこたえがあるような気がする。