法律のお話なので私には難しいかなと不安でしたが、物語形式になっているのですらすらと読むことができました。
読み進めるうちに感情移入し、本の中で取り上げられている労働問題一つひとつをより身近な物として考えさせられるような内容でした。
実際に自分や周りの人がこういった問題に直面したときに何をすればいいのか、何をすることが出来るのか、とても具体的にわかりやすく解説されていて、労働に関わる人全てが知っておくべきことが書かれていると感じました。
今現在問題を抱えている人も、職場に満足している人も、これから就職を考えている人や学生さんにも、皆さんにおすすめだと思います。
単純に小説としても面白く、恋愛のお話があったり個性的な登場人物が出てきたりと、この方たちの過去やこれからのことが気になって、続編が読みたいです。